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電子決済サービス・ドコモ口座不正利用拡大
09-09 ドコモ口座 通じた不正引き出し9行に拡大 本人確認強化へ
NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて
各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、新たに
「イオン銀行」でも被害が確認され、これで被害が確認された
銀行は9行となりました。NTTドコモは再発を防ぐため、ショート
メールで届いた暗証番号を入力しなければ、口座を開けない
仕組みに改める方針を固めました。
「ドコモ口座」は、銀行口座を登録して入金すれば、スマートフォン
で買い物や送金ができる電子決済サービスですが、この口座を
通じて銀行の預金が不正に引き出される被害が、各地で
相次いでいます。
これまでに不正な預金の引き出しが確認された銀行は、
▽仙台市の七十七銀行
▽岡山市の中国銀行
▽福島市の東邦銀行
▽鳥取市の鳥取銀行
▽大津市の滋賀銀行
▽岐阜県の大垣共立銀行
▽和歌山市の紀陽銀行
▽青森市のみちのく銀行の、8行に上っていましたが、
新たに、
▽イオン銀行でも被害が確認され、これで9行となりました。
また、今後の被害を防ぐため、ドコモ口座と連携する新規の登録を
停止している銀行は、新たに「ゆうちょ銀行」も加わり、全国の18行
に上っています。
今回の問題でNTTドコモは、何者かが預金者になりすまして
ドコモ口座を開いたうえで、不正に入手した銀行の口座番号や
キャッシュカードの暗証番号などを使って、銀行の口座から
ドコモ口座に送金したのではないかとみています。
NTTドコモは再発を防ぐため、ドコモ口座を開く際の本人確認
を強化する方針を固めました。
具体的には、これまでのメールアドレスによる本人確認を取りやめ、
ず携帯電話の番号を入力してもらい、その携帯電話にショートメール
で届いた暗証番号を入力してもらう仕組みに改める方針です。
被害状況は
ドコモ口座を通じて預金が不正に引き出された被害の規模について、
NTTドコモは明らかにしていませんが、各銀行によりますと
青森市の「みちのく銀行」では1件の被害があり、30万円が不正に
引き出されたということです。
鳥取市の「鳥取銀行」は数件の被害があり、合わせて数十万円
が引き出されたとしています。
このほか、仙台市の「七十七銀行」岡山市の「中国銀行」岐阜県の
「大垣共立銀行」はそれぞれ数件の被害が、福島市の「東邦銀行」
大津市の「滋賀銀行」和歌山市の「紀陽銀行」ではそれぞれ1件の
被害が確認されたとしています。
各銀行は被害の詳しい状況やほかに疑わしい取引がないか、
調べています。
金融庁 各金融機関に注意を呼びかけ
「ドコモ口座」を通じて銀行の預金が不正に引き出された問題を受けて
金融庁は、銀行や信用金庫など、預金を取り扱うすべての金融機関
に対し、不正な引き出しが起きていないか注意を呼びかけるとともに、
対策を徹底するよう文書で求めました。
そのうえで、預金の不正な引き出しが確認された場合は、事実関係
や原因などを速やかに調べて報告するよう求めています。
「ドコモ口座」使っていなくても注意を
被害が確認された銀行では、ドコモ口座を使っていなくても、銀行に
口座があり、身に覚えがない取り引きがあれば直ちに相談するよう
呼びかけています。
このうち、鳥取市に本店を置く鳥取銀行では、預金が不正に引き
出される被害が8日、数件確認されたということです。
このため、銀行の口座と「ドコモ口座」を結び付ける新規の登録を
当面、停止すると発表しました。
銀行では、ドコモ口座を使っていなくても銀行に口座があり、身に
覚えがない取り引きがあれば、被害にあったおそれがあるので
直ちに銀行の窓口などに相談するよう呼びかけています。
“口座などリスト化され出回っている可能性も”
インターネット犯罪に詳しい神戸大学大学院の森井昌克教授は「
銀行などの口座名義と口座番号などが、リスト化されて出回ってい
ることがある。セキュリティーが不十分な金融機関だと、こうした
情報があれば暗証番号を入力して引き出しが可能だ。
特に暗証番号が4桁だと、機械的に数字を組み合わせて認証を
突破できてしまうので、不正に利用されるおそれがある」と
指摘しています。
そのうえで「犯行グループは国内に限らず、海外からもネットの
口座をねらっており、多くのパソコンや回線を準備して組織的にア
クセスするケースも多い。
セキュリティ対策の徹底が求められている」と話しています。
NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて
各地の銀行で預金が不正に引き出された問題で、新たに
「イオン銀行」でも被害が確認され、これで被害が確認された
銀行は9行となりました。NTTドコモは再発を防ぐため、ショート
メールで届いた暗証番号を入力しなければ、口座を開けない
仕組みに改める方針を固めました。
「ドコモ口座」は、銀行口座を登録して入金すれば、スマートフォン
で買い物や送金ができる電子決済サービスですが、この口座を
通じて銀行の預金が不正に引き出される被害が、各地で
相次いでいます。
これまでに不正な預金の引き出しが確認された銀行は、
▽仙台市の七十七銀行
▽岡山市の中国銀行
▽福島市の東邦銀行
▽鳥取市の鳥取銀行
▽大津市の滋賀銀行
▽岐阜県の大垣共立銀行
▽和歌山市の紀陽銀行
▽青森市のみちのく銀行の、8行に上っていましたが、
新たに、
▽イオン銀行でも被害が確認され、これで9行となりました。
また、今後の被害を防ぐため、ドコモ口座と連携する新規の登録を
停止している銀行は、新たに「ゆうちょ銀行」も加わり、全国の18行
に上っています。
今回の問題でNTTドコモは、何者かが預金者になりすまして
ドコモ口座を開いたうえで、不正に入手した銀行の口座番号や
キャッシュカードの暗証番号などを使って、銀行の口座から
ドコモ口座に送金したのではないかとみています。
NTTドコモは再発を防ぐため、ドコモ口座を開く際の本人確認
を強化する方針を固めました。
具体的には、これまでのメールアドレスによる本人確認を取りやめ、
ず携帯電話の番号を入力してもらい、その携帯電話にショートメール
で届いた暗証番号を入力してもらう仕組みに改める方針です。
被害状況は
ドコモ口座を通じて預金が不正に引き出された被害の規模について、
NTTドコモは明らかにしていませんが、各銀行によりますと
青森市の「みちのく銀行」では1件の被害があり、30万円が不正に
引き出されたということです。
鳥取市の「鳥取銀行」は数件の被害があり、合わせて数十万円
が引き出されたとしています。
このほか、仙台市の「七十七銀行」岡山市の「中国銀行」岐阜県の
「大垣共立銀行」はそれぞれ数件の被害が、福島市の「東邦銀行」
大津市の「滋賀銀行」和歌山市の「紀陽銀行」ではそれぞれ1件の
被害が確認されたとしています。
各銀行は被害の詳しい状況やほかに疑わしい取引がないか、
調べています。
金融庁 各金融機関に注意を呼びかけ
「ドコモ口座」を通じて銀行の預金が不正に引き出された問題を受けて
金融庁は、銀行や信用金庫など、預金を取り扱うすべての金融機関
に対し、不正な引き出しが起きていないか注意を呼びかけるとともに、
対策を徹底するよう文書で求めました。
そのうえで、預金の不正な引き出しが確認された場合は、事実関係
や原因などを速やかに調べて報告するよう求めています。
「ドコモ口座」使っていなくても注意を
被害が確認された銀行では、ドコモ口座を使っていなくても、銀行に
口座があり、身に覚えがない取り引きがあれば直ちに相談するよう
呼びかけています。
このうち、鳥取市に本店を置く鳥取銀行では、預金が不正に引き
出される被害が8日、数件確認されたということです。
このため、銀行の口座と「ドコモ口座」を結び付ける新規の登録を
当面、停止すると発表しました。
銀行では、ドコモ口座を使っていなくても銀行に口座があり、身に
覚えがない取り引きがあれば、被害にあったおそれがあるので
直ちに銀行の窓口などに相談するよう呼びかけています。
“口座などリスト化され出回っている可能性も”
インターネット犯罪に詳しい神戸大学大学院の森井昌克教授は「
銀行などの口座名義と口座番号などが、リスト化されて出回ってい
ることがある。セキュリティーが不十分な金融機関だと、こうした
情報があれば暗証番号を入力して引き出しが可能だ。
特に暗証番号が4桁だと、機械的に数字を組み合わせて認証を
突破できてしまうので、不正に利用されるおそれがある」と
指摘しています。
そのうえで「犯行グループは国内に限らず、海外からもネットの
口座をねらっており、多くのパソコンや回線を準備して組織的にア
クセスするケースも多い。
セキュリティ対策の徹底が求められている」と話しています。
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