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女子テニス・全米オープン決勝
09-13 大坂なおみ アザレンカに2-1と逆転勝ち2年ぶり優勝
◇12日(日本時間13日)◇女子シングルス決勝
世界9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、アジア選手
として史上最多3度目となる4大大会シングルス優勝の
快挙を成し遂げた。
元世界女王で、同27位のビクトリア・アザレンカ
(31=ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で下し、全米は
18年優勝以来2年ぶり、4大大会では19年全豪以来の優勝。
2回で李娜(中国)と並んでいたアジア選手の4大大会
シングルス優勝回数を更新し、単独最多となった。
また、14日発表予定の最新世界ランキングで3位に復帰する。
第1セットは相手の左右に振るショットに苦しむなど1-6
と落としたが、第2セットから本来の姿を取り戻した。
2-3とリードされた展開から4ゲームを連取し、セットカウント
1-1のタイに。このセットだけでエースを5本取るなどパワフル
なサーブが光った。
そして迎えた第3セット。第4ゲームをブレークするなど優勢に
進める。アザレンカの粘りに遭うも、第8ゲームを一進一退の
攻防からブレーク。そして第9ゲーム、最後はアザレンカのバック
がネットにかかり、白熱した大一番を制した。
大坂はコートに寝転がり、勝利の喜びに浸った。
「決勝は楽しみというより怖い感じだった。(アザレンカは)
本当に強い相手だった。試合が終わった後、崩れ落ちる時はあるけど
けがしたくなかったので安全に寝転んだ」と、安堵(あんど)した
表情で振り返った。
大坂が、3度、歴史に名を刻んだ。
アジアでテニスの女神として知られた李娜を抜き、男女を通じて最多
の4大大会優勝だ。19年全豪優勝で、アジア男女初の世界1位となった
ことに続く快挙で、大坂はアジアで最も偉大な選手となった。
大坂が、強打と安定性を融合した理想のスタイルで、アザレンカを突き
放した。どれだけ打っても、決して軸が崩れず、凡ミスが減ったのが
今回の大坂だ。また、課題だった精神面も「いつも積極的にいられる」
とまったく乱れない。この日もその強さが、アザレンカの粘りを打ち破った。
アザレンカは、大坂が4大大会本戦で初めて敗れた相手だった。
16年全豪で予選を勝ち上がり4大大会本戦デビュー。
その後も、破竹の快進撃で、3回戦でいきなりセンターコートに入った。
その相手がアザレンカだった。全く歯が立たず、わずか2ゲームしか
奪えなかった。「負けて良かった。学ぶことが多かった」と、大きな
経験を手にした。
アザレンカ戦からスタートしたとも言える大坂の4大大会人生。
あれから4年を経過して、全米決勝の舞台で勝利することで、その恩を
返したことになる。「山あり谷ありの経験から、多くのことを学んで
成長できたから、私はここにいる」。
被害に遭った黒人の名前入りの人種差別に抗議するマスクも、用意した
7枚を、すべて披露した。1回戦勝利後「決勝に進むため、7枚を用意した。
7人の数は少ないが、すべてを見せたいので頑張りたい」と話していた。
その言葉を見事に実践して見せた。
今後については、次週のイタリア国際(ローマ)は欠場を決めたが、27日
開幕の4大大会・全仏オープン(パリ)まで苦手とするクレーの大会が続く。
しかし現在見せているテニスなら、粘りと忍耐が鍵となるクレーも、十分
に克服してくれる可能性は高そうだ。
◇12日(日本時間13日)◇女子シングルス決勝
世界9位の大坂なおみ(22=日清食品)が、アジア選手
として史上最多3度目となる4大大会シングルス優勝の
快挙を成し遂げた。
元世界女王で、同27位のビクトリア・アザレンカ
(31=ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で下し、全米は
18年優勝以来2年ぶり、4大大会では19年全豪以来の優勝。
2回で李娜(中国)と並んでいたアジア選手の4大大会
シングルス優勝回数を更新し、単独最多となった。
また、14日発表予定の最新世界ランキングで3位に復帰する。
第1セットは相手の左右に振るショットに苦しむなど1-6
と落としたが、第2セットから本来の姿を取り戻した。
2-3とリードされた展開から4ゲームを連取し、セットカウント
1-1のタイに。このセットだけでエースを5本取るなどパワフル
なサーブが光った。
そして迎えた第3セット。第4ゲームをブレークするなど優勢に
進める。アザレンカの粘りに遭うも、第8ゲームを一進一退の
攻防からブレーク。そして第9ゲーム、最後はアザレンカのバック
がネットにかかり、白熱した大一番を制した。
大坂はコートに寝転がり、勝利の喜びに浸った。
「決勝は楽しみというより怖い感じだった。(アザレンカは)
本当に強い相手だった。試合が終わった後、崩れ落ちる時はあるけど
けがしたくなかったので安全に寝転んだ」と、安堵(あんど)した
表情で振り返った。
大坂が、3度、歴史に名を刻んだ。
アジアでテニスの女神として知られた李娜を抜き、男女を通じて最多
の4大大会優勝だ。19年全豪優勝で、アジア男女初の世界1位となった
ことに続く快挙で、大坂はアジアで最も偉大な選手となった。
大坂が、強打と安定性を融合した理想のスタイルで、アザレンカを突き
放した。どれだけ打っても、決して軸が崩れず、凡ミスが減ったのが
今回の大坂だ。また、課題だった精神面も「いつも積極的にいられる」
とまったく乱れない。この日もその強さが、アザレンカの粘りを打ち破った。
アザレンカは、大坂が4大大会本戦で初めて敗れた相手だった。
16年全豪で予選を勝ち上がり4大大会本戦デビュー。
その後も、破竹の快進撃で、3回戦でいきなりセンターコートに入った。
その相手がアザレンカだった。全く歯が立たず、わずか2ゲームしか
奪えなかった。「負けて良かった。学ぶことが多かった」と、大きな
経験を手にした。
アザレンカ戦からスタートしたとも言える大坂の4大大会人生。
あれから4年を経過して、全米決勝の舞台で勝利することで、その恩を
返したことになる。「山あり谷ありの経験から、多くのことを学んで
成長できたから、私はここにいる」。
被害に遭った黒人の名前入りの人種差別に抗議するマスクも、用意した
7枚を、すべて披露した。1回戦勝利後「決勝に進むため、7枚を用意した。
7人の数は少ないが、すべてを見せたいので頑張りたい」と話していた。
その言葉を見事に実践して見せた。
今後については、次週のイタリア国際(ローマ)は欠場を決めたが、27日
開幕の4大大会・全仏オープン(パリ)まで苦手とするクレーの大会が続く。
しかし現在見せているテニスなら、粘りと忍耐が鍵となるクレーも、十分
に克服してくれる可能性は高そうだ。
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