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6日のNY株式相場ダイジェスト
11-09 ダウ:66.78ドル安 反落
週末6日のニューヨーク株式相場は
米大統領選の開票作業が注目される中
今週の大幅高を受けた利食い売りに押され
反落した。優良株で構成するダウ工業株
30種平均は前日終値比66.78ドル安の
2万8323.40ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
4.30ポイント高の1万1895.23で引けた。
米大統領選前後のきのうまでの4日間で
ダウ平均は1800ドル超上昇しており
さすがにきょうは上げ一服となった。
序盤はIT・ハイテク株中心に戻り売りが
強まり、ダウ平均も200ドル安まで下落した。
しかし、米大統領選を通過して株式市場は
上値期待を高めており、下値では押し目買いも
積極的に入る模様。
米大統領選は依然として激戦州での開票作業が
続いており、予想外の大接戦となっている。
地元メディアによると民主党のバイデン候補が
激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転。
ペンシルベニア州でも差を縮め、勝利まであと
一歩に近づいているとの報道も流れている。
バイデン候補が勝利しそうな情勢だが、トランプ
陣営からは投開票への不正が指摘され、最高裁への
上訴など法廷闘争のリスクが強まっている。
政治空白も懸念され、米社会の分断も不安視される。
一方、議会選挙の開票も続いており、下院では
民主党の過半数確保がほぼ確実な情勢だが、上院は
拮抗している。ただ、僅差ではあるが、共和党が
過半数を維持しそうな情勢だ。市場の一部が期待して
いたホワイトハウスも議会も民主党圧勝という
ブルーウェイブのシナリオはなさそうな気配もある。
この状況に株式市場は概ね好感しており、きのうまで
の急上昇に繋がっている。議会がねじれになれば
バイデン候補が主張している大胆な財政出動は容易に
打ち出せない不安はある。一方で、上院が共和党で
あれば、民主党が主張している巨大IT企業をはじめ
とした積極的な規制導入の可能性は弱くなるとの期待
もあるようだ。
このところのIT・ハイテク株の急上昇がその期待を
物語っている。税制面でも一段と歩み寄りが見られる
だろうとの見方も出ている。トランプ減税を元に戻す
ことが、マコネル上院院内総務ら共和党上院議員の議題
の中心になるとは想像しにくいという。
なお、朝方に10月の米雇用統計が発表され、失業率は
6%台まで回復するなど強い内容となった。
米給与保護プログラム(PPP)は8月上旬に申込期限
が切れていることから、今回の米雇用統計はその影響は
小さいとも言われている。それを考慮すれば、今回の
米雇用統計は労働市場の自律回復を示すとも思われる。
■原油が続落
新型コロナの拡大懸念
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は続落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の12月物は前日比1.65ドル(4.3%)安の1バレル
37.14ドルで取引を終えた。米国で新型コロナウイルス
の感染再拡大が鮮明となっており、欧州のコロナまん延
とあわせて原油需要への影響が懸念された。
米国では1日当たりの新型コロナの新規感染者数が5日に
初めて12万人を突破した。欧州でも感染が深刻で防止策
としてフランスやドイツ、英国などで行動規制が強化
されている。欧州景気の二番底懸念が高まり、米国でも
感染拡大が景気回復の重荷になるとの懸念が強まった。
原油相場はやや下げ渋る場面もあった。
10月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を
上回った。失業率も市場予想以上に低下した。
米雇用情勢の改善が続いたことで、景気懸念が和らいだ。
週末6日のニューヨーク株式相場は
米大統領選の開票作業が注目される中
今週の大幅高を受けた利食い売りに押され
反落した。優良株で構成するダウ工業株
30種平均は前日終値比66.78ドル安の
2万8323.40ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
4.30ポイント高の1万1895.23で引けた。
米大統領選前後のきのうまでの4日間で
ダウ平均は1800ドル超上昇しており
さすがにきょうは上げ一服となった。
序盤はIT・ハイテク株中心に戻り売りが
強まり、ダウ平均も200ドル安まで下落した。
しかし、米大統領選を通過して株式市場は
上値期待を高めており、下値では押し目買いも
積極的に入る模様。
米大統領選は依然として激戦州での開票作業が
続いており、予想外の大接戦となっている。
地元メディアによると民主党のバイデン候補が
激戦州のジョージア州でトランプ大統領を逆転。
ペンシルベニア州でも差を縮め、勝利まであと
一歩に近づいているとの報道も流れている。
バイデン候補が勝利しそうな情勢だが、トランプ
陣営からは投開票への不正が指摘され、最高裁への
上訴など法廷闘争のリスクが強まっている。
政治空白も懸念され、米社会の分断も不安視される。
一方、議会選挙の開票も続いており、下院では
民主党の過半数確保がほぼ確実な情勢だが、上院は
拮抗している。ただ、僅差ではあるが、共和党が
過半数を維持しそうな情勢だ。市場の一部が期待して
いたホワイトハウスも議会も民主党圧勝という
ブルーウェイブのシナリオはなさそうな気配もある。
この状況に株式市場は概ね好感しており、きのうまで
の急上昇に繋がっている。議会がねじれになれば
バイデン候補が主張している大胆な財政出動は容易に
打ち出せない不安はある。一方で、上院が共和党で
あれば、民主党が主張している巨大IT企業をはじめ
とした積極的な規制導入の可能性は弱くなるとの期待
もあるようだ。
このところのIT・ハイテク株の急上昇がその期待を
物語っている。税制面でも一段と歩み寄りが見られる
だろうとの見方も出ている。トランプ減税を元に戻す
ことが、マコネル上院院内総務ら共和党上院議員の議題
の中心になるとは想像しにくいという。
なお、朝方に10月の米雇用統計が発表され、失業率は
6%台まで回復するなど強い内容となった。
米給与保護プログラム(PPP)は8月上旬に申込期限
が切れていることから、今回の米雇用統計はその影響は
小さいとも言われている。それを考慮すれば、今回の
米雇用統計は労働市場の自律回復を示すとも思われる。
■原油が続落
新型コロナの拡大懸念
6日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は続落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の12月物は前日比1.65ドル(4.3%)安の1バレル
37.14ドルで取引を終えた。米国で新型コロナウイルス
の感染再拡大が鮮明となっており、欧州のコロナまん延
とあわせて原油需要への影響が懸念された。
米国では1日当たりの新型コロナの新規感染者数が5日に
初めて12万人を突破した。欧州でも感染が深刻で防止策
としてフランスやドイツ、英国などで行動規制が強化
されている。欧州景気の二番底懸念が高まり、米国でも
感染拡大が景気回復の重荷になるとの懸念が強まった。
原油相場はやや下げ渋る場面もあった。
10月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を
上回った。失業率も市場予想以上に低下した。
米雇用情勢の改善が続いたことで、景気懸念が和らいだ。
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