長寿の秘訣 自己啓発

11-30 前日比:211円安 反落

日経平均株価は前営業日比211円09銭安
の2万6433円62銭と、5営業日ぶり反落。
東証株価指数（TOPIX）は31.60ポイント安
の1754.92と、7日ぶりに反落した。
連騰による高値警戒感が強まる中、幅広い
業種に売りが出た。

▽「当然の一服」
前週末の米株高を受けて日経平均株価は上昇して
始まったが、買いの勢いは続かなかった。
日経平均は移動平均線からの乖離（かいり）率
が大きく広がるなど、「相場の過熱状態示す
上値陰線など、シグナルが複数出ていた」
（大手証券）とされる。
この日は上値追いの材料もなく、下落は
「当然の一服」（銀行系証券）だっだ。

個別銘柄の騰落を見ると、素材など景気敏感業種
の弱さが目立つ一方、情報技術、通販など
「コロナ禍」で需要拡大が見込まれる業種が相対的
に強かった。新型コロナウイルスのワクチン普及に
よる経済正常化への期待感が株価を大きく押し
上げた反動が、個別物色にも表れた。

騰落銘柄数は
値上がり335銘柄
値下がり1801銘柄、変わらず32銘柄。

もっとも、この日も日経平均の下落率は1％に満たず
「押し目買い意欲は根強い」（中堅証券）という。
過熱感がくすぶる中でも底堅さを印象付ける値動きだった。