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はやぶさ2カプセル到着
12-08 プロジェクトチーム会見
神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に8日午前
小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事に
運び込まれたことを受けてプロジェクトチーム
が記者会見を開きました。
カプセルの中のガス “由来まだ分からず”
会見の中で、事前にオーストラリアで行った
簡易分析で、カプセルの中からガスが採取
されたことを改めて説明しました。
そのうえで、吉川真ミッションマネージャは
「ガスが小惑星『リュウグウ』由来か
どうかの断定をするには至っていない。
分子量は測ったが、物質の種類は今後詳しく
調べたい。少なくともガスが入っていたことは
事実であり、それがリュウグウのものと期待
したいが、まだ何とも言えない」と述べ
現時点ではガスの由来については分からない
との認識を示し今後、詳しい分析で明らかに
するとしました。
「帰還延期も頭をよぎった」
宇宙科学研究所の國中均所長は「3月から4月に
かけて、新型コロナウイルスの影響で人の移動が
制限される中、オーストラリア政府から着陸許可
もおりておらず、状況が悪化すれば国境が固く
閉ざされる可能性もあった。
輸送する空路も見通せない状況だった。
このため、はやぶさ2の軌道を操作・調整して
ことし12月の帰還を延期することも、頭の中を
よぎったのは事実だ」と述べ、新型コロナ
ウイルスの影響で帰還のスケジュール変更も
あり得たことを明らかにしました。
そのうえで國中所長は「人類の活動が停滞する
中だからこそ、JAXAとしては実施することを
目指した」と述べ、チャーター機の用意など
回収体制を整えたと話しました。
「延期検討も不確定性高く予定どおりの帰還に」
津田雄一プロジェクトマネージャは、新型コロナ
ウイルスの影響でカプセルの帰還の延期も検討
されたことに触れ、「技術的、物理的に延期が
可能かを検討しました。その結果、1年後、2年後
に帰ってくる軌道をつくることもできましたが
今まで準備した地域に着陸できるかなど課題が
あり、非常に不確定性が高くなることが
分かりました。せっかく取ってきた星のかけら
を確定的に回収できるか分からない状況に
なったので、予定どおりに地球に帰したいという
ことを決めた」と述べました。
輸送した飛行機も「はやぶさ」は完全にたまたま
8日、羽田空港に到着したはやぶさ2のカプセルを
載せた飛行機は、フランスの飛行機メーカーの
「ファルコン」という名称の機体で、日本語で
「はやぶさ」を意味するため、記者会見では
「意識して選んだのか」との質問が出ました。
これについて津田雄一プロジェクトマネージャは
「すごかったですよね。カプセルは『はやぶさ2』
から、『ファルコン』に乗り換えてきた。
完全にたまたまです。
気を利かせてくれた方がいたのかは、少なくとも
把握してません」と意外な偶然をうれしそうに話していました。
神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に8日午前
小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルが無事に
運び込まれたことを受けてプロジェクトチーム
が記者会見を開きました。
カプセルの中のガス “由来まだ分からず”
会見の中で、事前にオーストラリアで行った
簡易分析で、カプセルの中からガスが採取
されたことを改めて説明しました。
そのうえで、吉川真ミッションマネージャは
「ガスが小惑星『リュウグウ』由来か
どうかの断定をするには至っていない。
分子量は測ったが、物質の種類は今後詳しく
調べたい。少なくともガスが入っていたことは
事実であり、それがリュウグウのものと期待
したいが、まだ何とも言えない」と述べ
現時点ではガスの由来については分からない
との認識を示し今後、詳しい分析で明らかに
するとしました。
「帰還延期も頭をよぎった」
宇宙科学研究所の國中均所長は「3月から4月に
かけて、新型コロナウイルスの影響で人の移動が
制限される中、オーストラリア政府から着陸許可
もおりておらず、状況が悪化すれば国境が固く
閉ざされる可能性もあった。
輸送する空路も見通せない状況だった。
このため、はやぶさ2の軌道を操作・調整して
ことし12月の帰還を延期することも、頭の中を
よぎったのは事実だ」と述べ、新型コロナ
ウイルスの影響で帰還のスケジュール変更も
あり得たことを明らかにしました。
そのうえで國中所長は「人類の活動が停滞する
中だからこそ、JAXAとしては実施することを
目指した」と述べ、チャーター機の用意など
回収体制を整えたと話しました。
「延期検討も不確定性高く予定どおりの帰還に」
津田雄一プロジェクトマネージャは、新型コロナ
ウイルスの影響でカプセルの帰還の延期も検討
されたことに触れ、「技術的、物理的に延期が
可能かを検討しました。その結果、1年後、2年後
に帰ってくる軌道をつくることもできましたが
今まで準備した地域に着陸できるかなど課題が
あり、非常に不確定性が高くなることが
分かりました。せっかく取ってきた星のかけら
を確定的に回収できるか分からない状況に
なったので、予定どおりに地球に帰したいという
ことを決めた」と述べました。
輸送した飛行機も「はやぶさ」は完全にたまたま
8日、羽田空港に到着したはやぶさ2のカプセルを
載せた飛行機は、フランスの飛行機メーカーの
「ファルコン」という名称の機体で、日本語で
「はやぶさ」を意味するため、記者会見では
「意識して選んだのか」との質問が出ました。
これについて津田雄一プロジェクトマネージャは
「すごかったですよね。カプセルは『はやぶさ2』
から、『ファルコン』に乗り換えてきた。
完全にたまたまです。
気を利かせてくれた方がいたのかは、少なくとも
把握してません」と意外な偶然をうれしそうに話していました。
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