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10日のNY株式相場
12-11 ダウ:69.55ドル安 続落
10日のニューヨーク株式相場は
低調な米雇用関連指標が圧迫要因となる中
続落した。優良株で構成するダウ工業株
30種平均は前日終値比69.55ドル安の
5営業日ぶりに3万ドルを割り込んで取引
を終えた。2万9999.26ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
66.86ポイント高の1万2405.81で引けた。
米労働省が朝方発表した5日までの1週間の
新規失業保険申請件数は、前週比13万7000件
増の85万3000件と、9月半ば以来約2カ月半ぶり
の高水準に悪化。新型コロナウイルスの感染
再拡大による雇用への影響が浮き彫りになり
投資家心理を圧迫。ダウは売り先行で始まり
一時190ドル余り下落した。
米経済対策をめぐる与野党協議の停滞も引き
続き相場の重し。トランプ政権は8日に
9160億ドルの案を提示したが、野党民主党
執行部は失業給付が超党派案から減額された
ことに反発しており、溝はなお埋まっていない。
この日は、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会
が開かれ、米製薬大手ファイザーが申請した
コロナワクチン緊急使用の可否をめぐる審議結果
が注視されているほか、米民泊仲介大手エアビー
アンドビーのナスダック市場での新規株式公開
(IPO)が関心を集めている。
■原油が反発
ワクチン期待で9カ月ぶり高値
10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場が4営業日ぶりに反発した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の2021年1月物は前日比1.26ドル(2.8%)高の
1バレル46.78ドルで終えた。一時は47.74ドルと期近物
として9カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルス
のワクチン普及で世界景気が持ち直し、原油需要が
高まるとみた買いが入った。
米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンの
接種が英国で8日から始まった。米食品医薬品局(FDA)
は10日、ファイザーなどのワクチンの承認に向けた
諮問委員会を開き、米国でも年内に接種が始まる見通しだ。
「ワクチン普及による景気期待が需給悪化の懸念を打ち消した」
(オアンダ)という。
前日に売り材料になった米原油在庫の急増は、輸入の一時的な
大幅増が主因だった。10日は「WTI現物の受け渡し拠点である
オクラホマ州クッシングの原油在庫は減っており、急速な需給
悪化ではない」(シティグループ)との指摘があった。
市場が上値抵抗線とみていた前週末の高値(46.68ドル)を上回る
と、一段の上昇を見込んだ買いが入った。
イラク政府高官が、9日に起きた同国北部の油田炎上について
「テロ攻撃だ」と指摘したと伝わった。
中東情勢の緊迫を意識した買いも入ったようだ。
10日のニューヨーク株式相場は
低調な米雇用関連指標が圧迫要因となる中
続落した。優良株で構成するダウ工業株
30種平均は前日終値比69.55ドル安の
5営業日ぶりに3万ドルを割り込んで取引
を終えた。2万9999.26ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
66.86ポイント高の1万2405.81で引けた。
米労働省が朝方発表した5日までの1週間の
新規失業保険申請件数は、前週比13万7000件
増の85万3000件と、9月半ば以来約2カ月半ぶり
の高水準に悪化。新型コロナウイルスの感染
再拡大による雇用への影響が浮き彫りになり
投資家心理を圧迫。ダウは売り先行で始まり
一時190ドル余り下落した。
米経済対策をめぐる与野党協議の停滞も引き
続き相場の重し。トランプ政権は8日に
9160億ドルの案を提示したが、野党民主党
執行部は失業給付が超党派案から減額された
ことに反発しており、溝はなお埋まっていない。
この日は、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会
が開かれ、米製薬大手ファイザーが申請した
コロナワクチン緊急使用の可否をめぐる審議結果
が注視されているほか、米民泊仲介大手エアビー
アンドビーのナスダック市場での新規株式公開
(IPO)が関心を集めている。
■原油が反発
ワクチン期待で9カ月ぶり高値
10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場が4営業日ぶりに反発した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の2021年1月物は前日比1.26ドル(2.8%)高の
1バレル46.78ドルで終えた。一時は47.74ドルと期近物
として9カ月ぶりの高値を付けた。新型コロナウイルス
のワクチン普及で世界景気が持ち直し、原油需要が
高まるとみた買いが入った。
米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンの
接種が英国で8日から始まった。米食品医薬品局(FDA)
は10日、ファイザーなどのワクチンの承認に向けた
諮問委員会を開き、米国でも年内に接種が始まる見通しだ。
「ワクチン普及による景気期待が需給悪化の懸念を打ち消した」
(オアンダ)という。
前日に売り材料になった米原油在庫の急増は、輸入の一時的な
大幅増が主因だった。10日は「WTI現物の受け渡し拠点である
オクラホマ州クッシングの原油在庫は減っており、急速な需給
悪化ではない」(シティグループ)との指摘があった。
市場が上値抵抗線とみていた前週末の高値(46.68ドル)を上回る
と、一段の上昇を見込んだ買いが入った。
イラク政府高官が、9日に起きた同国北部の油田炎上について
「テロ攻撃だ」と指摘したと伝わった。
中東情勢の緊迫を意識した買いも入ったようだ。
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