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16日のNY株式相場
12-17 ダウ:前日比44.77ドル安 小幅反落
16日のニューヨーク株式相場は
低調な米小売売上高が嫌気される中、反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比44.77ドル安の3万0154.54ドル
で終了。ハイテク株中心のナスダック総合
指数は63.13ポイント高の1万2658.19と
終値の最高値を更新して引けた。
午後になってFOMCの結果が発表され
一部で期待されていた資産購入の構成や
ペースに変更がなく、FOMCメンバーの
金利見通しも2023年まで利上げなしを
再確認しているものの、投票のばらつきは
ややタカ派によっていた。米国債利回りが
上昇の反応を示し、株式市場もやや売りの
反応を見せたものの、その後のパウエル
FRB議長の会見が緩和姿勢へのコミット
を強調したことから、ダウ平均は前日付近に
戻している。
朝方発表の11月の米小売売上高は予想以上
の減少となり、感染拡大による行動制限措置
の影響が個人消費に出ていることが示された。
株式市場も寄り付きは売りが先行し、下げて
始まったものの、下押しする動きまでは見せていない。
市場は米経済対策の行方に関心を集めており
早期合意への期待感を高めている。
前日にペロシ米下院議長(民主党)やマコネル
上院院内総務(共和党)など議会指導部と
ムニューシン米財務長官を含めて協議が行われ
ていたが、前進が見られたようだ。
マコネル氏からは「米経済対策を巡り大きな前進
が見られ、上下両院で通過可能な案をまとめている」
との発言も出ていた。
法案には、特別給付や特別失業手当延長のほか
対立していた州および地方政府への支援は含まれる
ものの、企業の免責条項は含まれないとの報道も
伝わっていた。個人への特別給付は600ドル~700ドル
になるのではとの観測も出ていた。
■原油が続伸
米原油在庫が減少
16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の1月物は前日比0.20ドル(0.4%)高の1バレル
47.82ドルで取引を終えた。一時は47.94ドルと期近物
として3月上旬以来の高値を付けた。週間の米原油
在庫が減り、需給の悪化観測が後退した。米政府の
追加経済対策への期待も相場を支えた。
米エネルギー情報局(EIA)が16日に発表した週間
の石油在庫統計で、原油在庫は市場予想以上に減った。
米石油協会(API)が15日夕に発表した在庫統計では
原油在庫が増え、需給の悪化観測が意識されていた
だけに、EIAの発表が買いを誘った。
米経済対策を巡って15日に与野党トップが協議した。
近く合意するとの期待も相場を支えた。
新型コロナウイルスのワクチンが普及し、米経済
活動の正常化が進みやすくなるとの見方も引き続き
買い材料となった。
ただ、上値は限られた。16日朝に発表された11月の
米小売売上高は前月比1.1%減と、市場予想(0.3%減)
以上に減った。新型コロナの感染拡大で消費が低迷し
目先はエネルギー需要も伸び悩むとの見方を誘った。
3月以来の水準に原油相場が上昇し「さらに上値を
追うのは難しい」(ストラテジック・エナジー・アンド
・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)
との声も聞かれた。
16日のニューヨーク株式相場は
低調な米小売売上高が嫌気される中、反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比44.77ドル安の3万0154.54ドル
で終了。ハイテク株中心のナスダック総合
指数は63.13ポイント高の1万2658.19と
終値の最高値を更新して引けた。
午後になってFOMCの結果が発表され
一部で期待されていた資産購入の構成や
ペースに変更がなく、FOMCメンバーの
金利見通しも2023年まで利上げなしを
再確認しているものの、投票のばらつきは
ややタカ派によっていた。米国債利回りが
上昇の反応を示し、株式市場もやや売りの
反応を見せたものの、その後のパウエル
FRB議長の会見が緩和姿勢へのコミット
を強調したことから、ダウ平均は前日付近に
戻している。
朝方発表の11月の米小売売上高は予想以上
の減少となり、感染拡大による行動制限措置
の影響が個人消費に出ていることが示された。
株式市場も寄り付きは売りが先行し、下げて
始まったものの、下押しする動きまでは見せていない。
市場は米経済対策の行方に関心を集めており
早期合意への期待感を高めている。
前日にペロシ米下院議長(民主党)やマコネル
上院院内総務(共和党)など議会指導部と
ムニューシン米財務長官を含めて協議が行われ
ていたが、前進が見られたようだ。
マコネル氏からは「米経済対策を巡り大きな前進
が見られ、上下両院で通過可能な案をまとめている」
との発言も出ていた。
法案には、特別給付や特別失業手当延長のほか
対立していた州および地方政府への支援は含まれる
ものの、企業の免責条項は含まれないとの報道も
伝わっていた。個人への特別給付は600ドル~700ドル
になるのではとの観測も出ていた。
■原油が続伸
米原油在庫が減少
16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の1月物は前日比0.20ドル(0.4%)高の1バレル
47.82ドルで取引を終えた。一時は47.94ドルと期近物
として3月上旬以来の高値を付けた。週間の米原油
在庫が減り、需給の悪化観測が後退した。米政府の
追加経済対策への期待も相場を支えた。
米エネルギー情報局(EIA)が16日に発表した週間
の石油在庫統計で、原油在庫は市場予想以上に減った。
米石油協会(API)が15日夕に発表した在庫統計では
原油在庫が増え、需給の悪化観測が意識されていた
だけに、EIAの発表が買いを誘った。
米経済対策を巡って15日に与野党トップが協議した。
近く合意するとの期待も相場を支えた。
新型コロナウイルスのワクチンが普及し、米経済
活動の正常化が進みやすくなるとの見方も引き続き
買い材料となった。
ただ、上値は限られた。16日朝に発表された11月の
米小売売上高は前月比1.1%減と、市場予想(0.3%減)
以上に減った。新型コロナの感染拡大で消費が低迷し
目先はエネルギー需要も伸び悩むとの見方を誘った。
3月以来の水準に原油相場が上昇し「さらに上値を
追うのは難しい」(ストラテジック・エナジー・アンド
・エコノミック・リサーチのマイケル・リンチ氏)
との声も聞かれた。
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