長寿の秘訣 自己啓発>> ニュ-ス >> 新型コロナ・変異ウイルスの状況
新着記事一覧
新型コロナ・変異ウイルスの状況
12-26 症状は 予防法は 専門家の見解
イギリスでは変異した新型コロナウイルスの感染が
拡大し、WHO=世界保健機関によりますと、24日現在
でデンマークやオランダなどでも確認されています。
変異ウイルスはどうやって見つかった 症状は予防法は
WHOが23日に行った、専門家とのオンライン会見のポイント
をまとめました。
変異ウイルスはどうやって見つかった
私たち「イギリス 新型コロナウイルス感染症
ゲノム コンソーシアム」は、新型コロナウイルスの変異など
を監視していて、検査のために採取された検体に含まれる
ウイルスの遺伝情報の配列を調べています。
私たちは、世界で共有されている新型コロナウイルスの配列
のデータベースの半数余りにあたる、15万件ほどの解析を
行ってきました。
これはイギリス国内の感染者全体の7~8%にあたる量です。
多くは全国から無作為に集められ、私たちは1日単位、1週間
単位で、イギリスのどの地域で、どのようなウイルスの変異
が起きているか監視しています。
そうした中、問題となっているある特定の変異ウイルスが
イングランドの南東部とロンドンで極めて急速に拡大して
いることがわかってきました。
以前からある新型コロナウイルスよりもとても早いスピード
で感染が広がるので、国内だけでなく、国際的にも関心を
集めるようになりました。
予防措置はどう取る
大切なことは、ウイルスに変異はあるものの、新型コロナ
ウイルス(SARS-CoV-2)であることに変わりはなく
これまでの対策は有効で、実施し続けるべきだということです。
この1年間に皆さんがやってきたこと、検査、隔離、治療、追跡
手を清潔に保つことや人と人とが距離を取ること、室内の換気を
よくすること、特に今、休暇期間に家族で集まるときには窓を
開けて、新鮮な空気を取り込むことがとても大切です。
必要な時にはマスクをつけることももちろん大切です。
このような対策を取り始めてもう何か月もたち、まもなく1年に
なろうとしますし、簡単ではないのはわかっています。
しかし、特に休暇期間にはこうした対策を続ける必要があるんです。
みんなで一緒にやる必要があります。
一般的に言えば、変異したウイルスにもこれまでと同じ検査方法
が使えます。
一部の検査方法はもはや使えないという情報もありますが、そうした
検査にはウイルスを検知するためのいくつかのバックアップ用の
仕組みがあります。
抗原検査や短時間で診断するための検査も変異ウイルスに有効です。
これまでの新型コロナウイルスとの症状の違いは
今のところ、すでに感染が世界に広がっている新型コロナウイルス
と比べ、症状に違いはありません。
症状が違うという科学的な証拠はないんです。
今、詳細な質のよいデータを集めているところで、少し時間がかかります。
ワクチンの効果に影響は?
ワクチンの接種計画は、すでに予定されていたとおり実施されています。
変更する予定はありません。
免疫学的にみて、変異ウイルスが異なる振るまいをしているという証拠
はありません。
ですので、ワクチンは問題なく機能すると思います。
イギリスではすでにワクチンの接種を始めたので、注意深く状況を見て
いますが、今のところ、問題があるという兆候はなく、従来のウイルス
と異なる振るまいをしているということもありません。
何も心配することはなく、ワクチンの接種はうまくいくと思っています。
子どものほうが感染しやすいのか
そういうデータは見ていません。
子どものほうが感染しやすいのではないかといううわさがありますね。
ただ、どういうデータに基づいてそう言われているのかわかりません。
子どもたちは学校に行きますので、そこで感染することはあります。
しかしそれは、人とのかかわりが増えたから感染しやすくなったという
だけで、ウイルスの感染力とは関係がありません。
より慎重な、疫学的な調査が必要であり、それはすでにイギリスで
始められていることです。
ウイルスの変異はどのように起きるのか
とても大切な質問ですね。
変異というと、非常に恐ろしく、パニックを起こしがちです。
でも実際にはウイルスが変異することはとても普通のことです。
ウイルスは自己複製します。
つまり、みずからのコピーを作るんです。
そこでいつも少し変異が起きます。
コピーの作り方はとても雑で、その過程でエラーが起きるんです。
皆さんが字を書くときに「書き間違い」をするような感じです。
それがウイルスの世界では変異(mutation)と呼ばれ、変異した
ウイルスは変異株(variant)と呼ばれるんです。
ほとんどの場合、これらの変異は、感染力などに影響はありませんが
時折、科学者のことばで言うと、元のウイルスよりも環境に適した
ウイルスになります。
その場合、特定の環境でより支配的なウイルスになってしまいます。
変異ウイルスについてわかっていることは
より速いスピードで感染するようにみえます。
確実ではありませんが、各地で確認された変異ウイルスの感染の
スピードはとても速いです。
より重症化しやすいのかというと、今のところ、その根拠はありません。
今後数週間かけてデータを集め、根拠を示さなければいけません。
どう備えればいいのか
マスクの使用や人との間に距離を取ること、長時間室内で人と集まる
のを避けること。
これは、イギリスだけでなく、全世界の誰に対しても言えることです。
1つ言えるのは、イギリスではこれだけ、変異ウイルスが見つかっている
わけですから、ほかの国でもすでに広がっていることは十分にありうる
でしょう。
過去数日間にいくつかの例が確認されましたが、今後さらに確認される
国は増えるでしょう。
ですので理想的には、世界中のすべての人が、この12か月間実施してきた
対策を続けることです。
今後数週間、数か月間で、より詳細なデータが明らかになり、この変異
ウイルスに対してより詳しい答えができるでしょう。
イギリスでは変異した新型コロナウイルスの感染が
拡大し、WHO=世界保健機関によりますと、24日現在
でデンマークやオランダなどでも確認されています。
変異ウイルスはどうやって見つかった 症状は予防法は
WHOが23日に行った、専門家とのオンライン会見のポイント
をまとめました。
変異ウイルスはどうやって見つかった
私たち「イギリス 新型コロナウイルス感染症
ゲノム コンソーシアム」は、新型コロナウイルスの変異など
を監視していて、検査のために採取された検体に含まれる
ウイルスの遺伝情報の配列を調べています。
私たちは、世界で共有されている新型コロナウイルスの配列
のデータベースの半数余りにあたる、15万件ほどの解析を
行ってきました。
これはイギリス国内の感染者全体の7~8%にあたる量です。
多くは全国から無作為に集められ、私たちは1日単位、1週間
単位で、イギリスのどの地域で、どのようなウイルスの変異
が起きているか監視しています。
そうした中、問題となっているある特定の変異ウイルスが
イングランドの南東部とロンドンで極めて急速に拡大して
いることがわかってきました。
以前からある新型コロナウイルスよりもとても早いスピード
で感染が広がるので、国内だけでなく、国際的にも関心を
集めるようになりました。
予防措置はどう取る
大切なことは、ウイルスに変異はあるものの、新型コロナ
ウイルス(SARS-CoV-2)であることに変わりはなく
これまでの対策は有効で、実施し続けるべきだということです。
この1年間に皆さんがやってきたこと、検査、隔離、治療、追跡
手を清潔に保つことや人と人とが距離を取ること、室内の換気を
よくすること、特に今、休暇期間に家族で集まるときには窓を
開けて、新鮮な空気を取り込むことがとても大切です。
必要な時にはマスクをつけることももちろん大切です。
このような対策を取り始めてもう何か月もたち、まもなく1年に
なろうとしますし、簡単ではないのはわかっています。
しかし、特に休暇期間にはこうした対策を続ける必要があるんです。
みんなで一緒にやる必要があります。
一般的に言えば、変異したウイルスにもこれまでと同じ検査方法
が使えます。
一部の検査方法はもはや使えないという情報もありますが、そうした
検査にはウイルスを検知するためのいくつかのバックアップ用の
仕組みがあります。
抗原検査や短時間で診断するための検査も変異ウイルスに有効です。
これまでの新型コロナウイルスとの症状の違いは
今のところ、すでに感染が世界に広がっている新型コロナウイルス
と比べ、症状に違いはありません。
症状が違うという科学的な証拠はないんです。
今、詳細な質のよいデータを集めているところで、少し時間がかかります。
ワクチンの効果に影響は?
ワクチンの接種計画は、すでに予定されていたとおり実施されています。
変更する予定はありません。
免疫学的にみて、変異ウイルスが異なる振るまいをしているという証拠
はありません。
ですので、ワクチンは問題なく機能すると思います。
イギリスではすでにワクチンの接種を始めたので、注意深く状況を見て
いますが、今のところ、問題があるという兆候はなく、従来のウイルス
と異なる振るまいをしているということもありません。
何も心配することはなく、ワクチンの接種はうまくいくと思っています。
子どものほうが感染しやすいのか
そういうデータは見ていません。
子どものほうが感染しやすいのではないかといううわさがありますね。
ただ、どういうデータに基づいてそう言われているのかわかりません。
子どもたちは学校に行きますので、そこで感染することはあります。
しかしそれは、人とのかかわりが増えたから感染しやすくなったという
だけで、ウイルスの感染力とは関係がありません。
より慎重な、疫学的な調査が必要であり、それはすでにイギリスで
始められていることです。
ウイルスの変異はどのように起きるのか
とても大切な質問ですね。
変異というと、非常に恐ろしく、パニックを起こしがちです。
でも実際にはウイルスが変異することはとても普通のことです。
ウイルスは自己複製します。
つまり、みずからのコピーを作るんです。
そこでいつも少し変異が起きます。
コピーの作り方はとても雑で、その過程でエラーが起きるんです。
皆さんが字を書くときに「書き間違い」をするような感じです。
それがウイルスの世界では変異(mutation)と呼ばれ、変異した
ウイルスは変異株(variant)と呼ばれるんです。
ほとんどの場合、これらの変異は、感染力などに影響はありませんが
時折、科学者のことばで言うと、元のウイルスよりも環境に適した
ウイルスになります。
その場合、特定の環境でより支配的なウイルスになってしまいます。
変異ウイルスについてわかっていることは
より速いスピードで感染するようにみえます。
確実ではありませんが、各地で確認された変異ウイルスの感染の
スピードはとても速いです。
より重症化しやすいのかというと、今のところ、その根拠はありません。
今後数週間かけてデータを集め、根拠を示さなければいけません。
どう備えればいいのか
マスクの使用や人との間に距離を取ること、長時間室内で人と集まる
のを避けること。
これは、イギリスだけでなく、全世界の誰に対しても言えることです。
1つ言えるのは、イギリスではこれだけ、変異ウイルスが見つかっている
わけですから、ほかの国でもすでに広がっていることは十分にありうる
でしょう。
過去数日間にいくつかの例が確認されましたが、今後さらに確認される
国は増えるでしょう。
ですので理想的には、世界中のすべての人が、この12か月間実施してきた
対策を続けることです。
今後数週間、数か月間で、より詳細なデータが明らかになり、この変異
ウイルスに対してより詳しい答えができるでしょう。
trackback
コメントの投稿