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新型コロナ・昨年末からコロナ変死急増
01-07 7割が死後に陽性判明「医療提供体制はもはや論外」
新型コロナ第3波が勢いを増している。
6日の感染者はとうとう6000人を超え、過去最多
を更新した。感染拡大の長期化で、すでに医療機関は
パンパン。昨年末から助かる命が助からない事態が
進行している。
警察庁によると、新型コロナに感染後、医療機関以外
の自宅などで体調が急変し死亡した人は昨年3~12月
で122人。4月の21人を除き、11月までは10人以下で
推移していたが、12月は56人へと急増した。
56人のうち50人は自宅や高齢者施設、療養先のホテル
などで死亡。6人は外出先の路上や店のトイレで亡くなった。
体調が悪化したが、医療機関の受診に時間がかかり、死に
至ったケースもあるという。
驚くことに約7割にあたる38人は死後のPCR検査で陽性
が判明している。体調が悪かったのに検査を受け入れ
なかったか、無症状のまま急死したと思われる。
死後判明のコロナ死は、5日の都の発表でもあった。
同日の死亡者14人のうち3人は、救急車で運ばれて、死後
の検査で陽性が判明している。適時・適切なPCR検査が
できていないのだ。都内のある男性は、この年末、発熱相談
センターにPCR検査をリクエストしたが、4日間の様子見
を指示され、結局、受けさせてもらえなかった。
■医療崩壊進行、助かる命が助からない
コロナ患者の急死や死後の陽性判明が増えているのは
医療と検査体制が回っていないからだ。
6日に開かれた厚労省の「アドバイザリーボード」は
入院調整が困難な事例があり、入院待機を余儀なく
されるケースが生じていることを指摘。
日本医師会の中川俊男会長も、6日の会見で「現実はすでに
医療崩壊だ」と強い危機感を示した。
東京都では6時点で、自宅療養の約4900人と
入院・療養等調整中の約6500人が、医療機関以外での
療養や待機を余儀なくされている。
確保病床3500床に対し、3090人が入院していて
ほぼ空きがないからだ。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の
中原英臣氏(感染症学)は言う。
都の自宅療養と調整中の計8400人は容体が急変しても
医療従事者がすぐに対応できない可能性が高く、死亡の
リスクは高まります。加えて、都の集計には出てきません
が、PCR検査を受けられずに、感染を自覚していない
陽性者も急変死する恐れがある。
死後の検査で陽性が判明する事態を招いているのは
医療提供体制としてはもはや論外です。
今からでも検査体制の充実や宿泊療養の徹底、都立病院を
コロナ専用病院にするなどできることはあります。
菅首相や小池知事からは医療体制についての危機感が
感じられません。
■1月の死者4000人超えも
グーグルの感染予測(6日時点)によると、1月4日から
1月31日までの28日間で感染者は19万超
(1日あたり6800人)、死者は4550人(同162人)。
わずか28日間で、これまでの累計死者数約3800人を
上回ると見込んでいるのだ。
手遅れ感は否めないが、菅首相や小池知事は医療提供体制に
総力を挙げるべきだ。
新型コロナ第3波が勢いを増している。
6日の感染者はとうとう6000人を超え、過去最多
を更新した。感染拡大の長期化で、すでに医療機関は
パンパン。昨年末から助かる命が助からない事態が
進行している。
警察庁によると、新型コロナに感染後、医療機関以外
の自宅などで体調が急変し死亡した人は昨年3~12月
で122人。4月の21人を除き、11月までは10人以下で
推移していたが、12月は56人へと急増した。
56人のうち50人は自宅や高齢者施設、療養先のホテル
などで死亡。6人は外出先の路上や店のトイレで亡くなった。
体調が悪化したが、医療機関の受診に時間がかかり、死に
至ったケースもあるという。
驚くことに約7割にあたる38人は死後のPCR検査で陽性
が判明している。体調が悪かったのに検査を受け入れ
なかったか、無症状のまま急死したと思われる。
死後判明のコロナ死は、5日の都の発表でもあった。
同日の死亡者14人のうち3人は、救急車で運ばれて、死後
の検査で陽性が判明している。適時・適切なPCR検査が
できていないのだ。都内のある男性は、この年末、発熱相談
センターにPCR検査をリクエストしたが、4日間の様子見
を指示され、結局、受けさせてもらえなかった。
■医療崩壊進行、助かる命が助からない
コロナ患者の急死や死後の陽性判明が増えているのは
医療と検査体制が回っていないからだ。
6日に開かれた厚労省の「アドバイザリーボード」は
入院調整が困難な事例があり、入院待機を余儀なく
されるケースが生じていることを指摘。
日本医師会の中川俊男会長も、6日の会見で「現実はすでに
医療崩壊だ」と強い危機感を示した。
東京都では6時点で、自宅療養の約4900人と
入院・療養等調整中の約6500人が、医療機関以外での
療養や待機を余儀なくされている。
確保病床3500床に対し、3090人が入院していて
ほぼ空きがないからだ。
西武学園医学技術専門学校東京校校長の
中原英臣氏(感染症学)は言う。
都の自宅療養と調整中の計8400人は容体が急変しても
医療従事者がすぐに対応できない可能性が高く、死亡の
リスクは高まります。加えて、都の集計には出てきません
が、PCR検査を受けられずに、感染を自覚していない
陽性者も急変死する恐れがある。
死後の検査で陽性が判明する事態を招いているのは
医療提供体制としてはもはや論外です。
今からでも検査体制の充実や宿泊療養の徹底、都立病院を
コロナ専用病院にするなどできることはあります。
菅首相や小池知事からは医療体制についての危機感が
感じられません。
■1月の死者4000人超えも
グーグルの感染予測(6日時点)によると、1月4日から
1月31日までの28日間で感染者は19万超
(1日あたり6800人)、死者は4550人(同162人)。
わずか28日間で、これまでの累計死者数約3800人を
上回ると見込んでいるのだ。
手遅れ感は否めないが、菅首相や小池知事は医療提供体制に
総力を挙げるべきだ。
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