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EUがイギリスにワクチン戦争を発動
01-30 ワクチン供給を脅かすエゴ剥き出しの暴挙
昨年末で移行期間が終わり、欧州連合(EU)
から完全離脱したイギリスに対しEUは29日
“ワクチン戦争“を一方的に発動した。
これは大げさな意味ではなく、「平和と繁栄
のプロジェクト」を騙り続けてきたEUの
醜い本性をさらけ出した暴挙と言えるだろう。
EU嫌いの英タブロイド(大衆紙)は「順番を守れ!
自己チューのEUがわれわれのワクチンを要求」
(デーリー・エクスプレス紙)、「だめだ、EU。
われわれのワクチンを横取りさせるな!」
(デーリー・メール紙)と騒いでいたが
EUはイギリスへのワクチン禁輸措置を強行した。
EU加盟国のオランダ、ベルギー、ドイツで生産して
いる米ファイザー製ワクチン、英オックスフォード
ワクチンがアイルランドからイギリスの北アイルランド
経由でイギリスに輸出されるのをシャットアウトする
ため、EU離脱協定書の北アイルランド議定書16条に
基づき国境管理を発動した。
EU離脱交渉で、あれだけ国境を復活させるなとイギリス
を非難し続けてきたEUが、である。何をか言わんやとは
このことだ。北アイルランドの民主統一党(DUP)の
アーリーン・フォスター党首は「EUは最も卑劣な方法で
北アイルランドを利用する用意があることを再び示した」
と怒りを爆発させた。
それだけではない。英紙デーリー・テレグラフは
「欧州理事会は数日以内にアストラゼネカなどにEU基本法
(リスボン条約)122条の緊急権限を行使して知的財産と
データを押収する準備をしている」と報じている。
戦時下の民間企業の接収と同じである。
もし、これが本当なら、もはや狂気という他ない。
昨年12月下旬、イギリスで感染力が最大70%も強い変異株が
確認された際には、フランスは問答無用でドーバー海峡を
封鎖し、大型トラック約1万台が立ち往生した。
気に食わなければEUはサプライチェーンを一方的に止める
ことができるぞという脅しである。EUによる海上封鎖は
イギリスの“脱欧入亜“をますます加速させるだろう。
ワクチンの買い付けが遅れたEU
騒動は、英オックスフォード大学と英製薬大手アストラゼネカ
が共同で開発・製造するワクチンのEUへの納入が今年第1四半期
1~3月)、当初計画より6割減の3100万回分になるとロイター通信
がスクープしたのが発端だ。
実際には1億回分のうち確保できるのはわずか2500万回分だった。
イギリスがオックスフォードワクチン1億回分の購入を契約した
のは昨年5月。EUが最大4億回分の購入を契約したのは3カ月遅れの
同年8月。英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は同年12月30日に
オックスフォードワクチンの緊急使用を承認したのに対して
EUの欧州医薬品庁(EMA)による承認は約1カ月遅れの1月29日である。
統計サイト「データで見た私たちの世界(Our World in Data)」
によるとこれまでのワクチン接種の回数は世界全体で8248万回。
首位はアメリカで2465万回、2位は中国2277万回、3位EUは1047万回
4位はイギリス792万回。しかしEU加盟国別ではドイツ210万回
イタリア165万回、スペイン136万回、フランス114万回と
イギリスに比べて大きく出遅れた。
昨年末で移行期間が終わり、欧州連合(EU)
から完全離脱したイギリスに対しEUは29日
“ワクチン戦争“を一方的に発動した。
これは大げさな意味ではなく、「平和と繁栄
のプロジェクト」を騙り続けてきたEUの
醜い本性をさらけ出した暴挙と言えるだろう。
EU嫌いの英タブロイド(大衆紙)は「順番を守れ!
自己チューのEUがわれわれのワクチンを要求」
(デーリー・エクスプレス紙)、「だめだ、EU。
われわれのワクチンを横取りさせるな!」
(デーリー・メール紙)と騒いでいたが
EUはイギリスへのワクチン禁輸措置を強行した。
EU加盟国のオランダ、ベルギー、ドイツで生産して
いる米ファイザー製ワクチン、英オックスフォード
ワクチンがアイルランドからイギリスの北アイルランド
経由でイギリスに輸出されるのをシャットアウトする
ため、EU離脱協定書の北アイルランド議定書16条に
基づき国境管理を発動した。
EU離脱交渉で、あれだけ国境を復活させるなとイギリス
を非難し続けてきたEUが、である。何をか言わんやとは
このことだ。北アイルランドの民主統一党(DUP)の
アーリーン・フォスター党首は「EUは最も卑劣な方法で
北アイルランドを利用する用意があることを再び示した」
と怒りを爆発させた。
それだけではない。英紙デーリー・テレグラフは
「欧州理事会は数日以内にアストラゼネカなどにEU基本法
(リスボン条約)122条の緊急権限を行使して知的財産と
データを押収する準備をしている」と報じている。
戦時下の民間企業の接収と同じである。
もし、これが本当なら、もはや狂気という他ない。
昨年12月下旬、イギリスで感染力が最大70%も強い変異株が
確認された際には、フランスは問答無用でドーバー海峡を
封鎖し、大型トラック約1万台が立ち往生した。
気に食わなければEUはサプライチェーンを一方的に止める
ことができるぞという脅しである。EUによる海上封鎖は
イギリスの“脱欧入亜“をますます加速させるだろう。
ワクチンの買い付けが遅れたEU
騒動は、英オックスフォード大学と英製薬大手アストラゼネカ
が共同で開発・製造するワクチンのEUへの納入が今年第1四半期
1~3月)、当初計画より6割減の3100万回分になるとロイター通信
がスクープしたのが発端だ。
実際には1億回分のうち確保できるのはわずか2500万回分だった。
イギリスがオックスフォードワクチン1億回分の購入を契約した
のは昨年5月。EUが最大4億回分の購入を契約したのは3カ月遅れの
同年8月。英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は同年12月30日に
オックスフォードワクチンの緊急使用を承認したのに対して
EUの欧州医薬品庁(EMA)による承認は約1カ月遅れの1月29日である。
統計サイト「データで見た私たちの世界(Our World in Data)」
によるとこれまでのワクチン接種の回数は世界全体で8248万回。
首位はアメリカで2465万回、2位は中国2277万回、3位EUは1047万回
4位はイギリス792万回。しかしEU加盟国別ではドイツ210万回
イタリア165万回、スペイン136万回、フランス114万回と
イギリスに比べて大きく出遅れた。
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