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17日のNY株式相場
02-18 ダウ:前日比90.27ドル高 続伸
17日のニューヨーク株式相場は
堅調な米小売売上高が支援材料となる中
3営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比90.27ドル高の3万1613.02ドル
と、3営業日連続で史上最高値を更新して終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
82.00ポイント安の1万3965.50で引けた。
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラスに転じている。
午後になって1月開催分のFOMC議事録が発表され
「財政刺激策とワクチンが大幅な経済引き上げをもたらす」
と指摘した一方で、「実質的な進展には時間がかかり
資産購入を変更する前にはコミュニケーションをとる
ことが重要」とも言及した。全体的には、パウエルFRB議長
がこれまで示して来た慎重姿勢を強調したスタンスから
かけ離れた印象はない。
きょうはIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まり
序盤の株式市場は戻り売りに押された。
朝方発表の1月の米小売売上高は予想を大きく上回る
強い内容となるなど、特に悪材料が出たわけではない。
このところの上昇で買い疲れが出ているものと思われ
これまで上げをリードしてきたIT・ハイテク株など
成長銘柄に利益確定売りが出ているようだ。
米小売売上高については、前月比で5%超上昇。
全業種に渡って増加が見られており、12月に実施した
600ドルの直接給付が効いているとの指摘が多い。
現在協議されている追加経済対策では1400ドルの
直接給付が盛り込まれており、3月には実現しそうな
気配もある。本日の米小売売上高の結果は、春以降
のさらなる個人消費の盛り上がりを期待できる指標
との認識も出ているようだ。
一方でインフレ期待も高まっており、米国債利回りも
上昇が続いている。本日は低下しているものの
米10年債は一時1.33%まで上昇していた。
長期金利の上昇は銀行株は別にして、株式市場にとって
はネガティブ要因。きょうは午後にFOMC議事録の公表が
予定されているが、FRBは慎重姿勢を強調しており
それを裏付ける内容になるとみられている。
市場からは、リフレ取引は回復を巡る楽観論にけん引
されていることから、株式市場にとってはポジティブ
だが、長期金利の上げが速過ぎるとセンチメントは
急速に悪化するとのコメントも聞かれた。
インフレ上昇については、バイデン政権の大規模な追加
経済対策への期待が主因となっているが、あくまで
潜在力を下回っている経済に刺激を加えるためのもので
支出は数年に渡って分散化される。
短期的にインフレが上昇する可能性はあるが、それ以上に
FRBの金利据え置きが期待されるとの指摘も出ていた。
■原油が3日続伸
米寒波による供給減の観測
17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で、期近の3月物は前日比1.09ドル(1.8%)高の1バレル
61.14ドルで取引を終えた。一時61.28ドルと期近物
として2020年1月以来の高値を付けた。
米国の石油施設が集中するテキサス州に寒波が襲い
目先は原油供給が細るとの見方から買いが優勢となった。
寒波の影響でテキサス州の石油施設の多くが操業停止に
追い込まれる状態が続き、輸送に使うパイプラインにも
悪影響が出ている。原油供給が正常化するには時間が
かかり、供給の減少で需給が引き締まる状態が長引く
との見方が強まった。
売りが強まる場面もあった。
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が17日朝
「サウジアラビアが原油の増産を検討している」と報じた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟国は協調減産を続け
サウジアラビアは2月から自主減産も実施してきた。
ただ、最近の原油高を受けて、3月のOPEC総会で4月以降の減産
打ち切りを提案することを検討しているという。
17日のニューヨーク株式相場は
堅調な米小売売上高が支援材料となる中
3営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比90.27ドル高の3万1613.02ドル
と、3営業日連続で史上最高値を更新して終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
82.00ポイント安の1万3965.50で引けた。
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラスに転じている。
午後になって1月開催分のFOMC議事録が発表され
「財政刺激策とワクチンが大幅な経済引き上げをもたらす」
と指摘した一方で、「実質的な進展には時間がかかり
資産購入を変更する前にはコミュニケーションをとる
ことが重要」とも言及した。全体的には、パウエルFRB議長
がこれまで示して来た慎重姿勢を強調したスタンスから
かけ離れた印象はない。
きょうはIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まり
序盤の株式市場は戻り売りに押された。
朝方発表の1月の米小売売上高は予想を大きく上回る
強い内容となるなど、特に悪材料が出たわけではない。
このところの上昇で買い疲れが出ているものと思われ
これまで上げをリードしてきたIT・ハイテク株など
成長銘柄に利益確定売りが出ているようだ。
米小売売上高については、前月比で5%超上昇。
全業種に渡って増加が見られており、12月に実施した
600ドルの直接給付が効いているとの指摘が多い。
現在協議されている追加経済対策では1400ドルの
直接給付が盛り込まれており、3月には実現しそうな
気配もある。本日の米小売売上高の結果は、春以降
のさらなる個人消費の盛り上がりを期待できる指標
との認識も出ているようだ。
一方でインフレ期待も高まっており、米国債利回りも
上昇が続いている。本日は低下しているものの
米10年債は一時1.33%まで上昇していた。
長期金利の上昇は銀行株は別にして、株式市場にとって
はネガティブ要因。きょうは午後にFOMC議事録の公表が
予定されているが、FRBは慎重姿勢を強調しており
それを裏付ける内容になるとみられている。
市場からは、リフレ取引は回復を巡る楽観論にけん引
されていることから、株式市場にとってはポジティブ
だが、長期金利の上げが速過ぎるとセンチメントは
急速に悪化するとのコメントも聞かれた。
インフレ上昇については、バイデン政権の大規模な追加
経済対策への期待が主因となっているが、あくまで
潜在力を下回っている経済に刺激を加えるためのもので
支出は数年に渡って分散化される。
短期的にインフレが上昇する可能性はあるが、それ以上に
FRBの金利据え置きが期待されるとの指摘も出ていた。
■原油が3日続伸
米寒波による供給減の観測
17日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で、期近の3月物は前日比1.09ドル(1.8%)高の1バレル
61.14ドルで取引を終えた。一時61.28ドルと期近物
として2020年1月以来の高値を付けた。
米国の石油施設が集中するテキサス州に寒波が襲い
目先は原油供給が細るとの見方から買いが優勢となった。
寒波の影響でテキサス州の石油施設の多くが操業停止に
追い込まれる状態が続き、輸送に使うパイプラインにも
悪影響が出ている。原油供給が正常化するには時間が
かかり、供給の減少で需給が引き締まる状態が長引く
との見方が強まった。
売りが強まる場面もあった。
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が17日朝
「サウジアラビアが原油の増産を検討している」と報じた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟国は協調減産を続け
サウジアラビアは2月から自主減産も実施してきた。
ただ、最近の原油高を受けて、3月のOPEC総会で4月以降の減産
打ち切りを提案することを検討しているという。
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