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テニス:全豪オープン・女子シングルス決勝
02-20 大坂なおみ ブレイディに2-0ストレ-ト勝ち 優勝
◇20日◇メルボルン◇女子シングルス決勝
世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)が
2年ぶり2度目の優勝を果たした。
同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)に
6-4、6-3でストレート勝ち。4年連続4度目となる
4大大会制覇は、コロナ禍でも揺るがない強靱
(きょうじん)なメンタルからもたらされた。
22日付世界ランキングで2位に復帰。
同じハードコートで実施される東京オリンピック
(五輪)の金メダル獲得へ弾みをつけた。
センターコートに声が響く。
日の丸が揺れ、ファンの額には「必勝」のはちまきが
キリリと巻かれた。「がんばれ~、なおみ」。
その声にほほ笑むと、大坂はゆっくりとサービスの
構えに入った。マッチポイントで時速174キロのサーブ
をたたき込んだ。
優勝の瞬間、「本当にハッピーだった。
手が震えちゃった」と、ラケットを頭に乗せ、笑顔で
ぴょこんと跳び上がった。日本語で「頑張りました。
勝ったよ~」。両手の親指を立てるサムアップで
テレビ観戦する日本のファンに勝利のメッセージを送った。
センターコートの収容人員は最大1万4820人。
しかし、感染症対策で、半分の最大7477人に入場数は限られた。
実際は7381人が入り、ほぼ“満員”だった。
「本当に、見に来てくれてありがとう」。
大坂は心の底から感謝を述べ、表彰式後、観客へのサインに
延々と応えた。
風もあり、トスが乱れ、第1サーブの確率は48%。
1回戦から7試合で、決勝が最も調子が悪かった。
優勝したい、ミスしたくないとの思いからか「すごく緊張した」。
ミスにも助けられた。ただ、4回目の優勝に「5回の優勝が目標。
次が7~8回。そして10回よ」と胸を張った。
通常、全豪は1月開催。それが新型コロナの対策に時間がかかり
2月に延期された。海外からの渡航者を原則受け入れていない
オーストラリアは厳しい感染症対策で選手たちを迎えた。
1日5時間の外出は可能とはいえ、入国後、2週間の隔離は必須だった。
その2週間、毎日、PCR検査が行われた。チャーター便に乗った選手
に陽性者が出れば、同乗者は入国後、部屋から1歩も出られない
完全隔離を強いられた。有観客で始まった大会は、途中で5日間の
無観客開催も余儀なくされた。
それでも大坂の強さは揺るがなかった。部屋でNetflixや食事を堪能し
外野の雑音さえ楽しんだ。「楽しみが食事だけ。
だから少し太っちゃった」と苦笑い。表彰式では「隔離を一緒に
乗り越えてきた仲間。これはあなたたちのためのもの」と
銀のトロフィーを掲げた。コロナ禍にも負けず、自分を奮い立たせた
優勝で、大坂が真の女王に君臨する。
◇20日◇メルボルン◇女子シングルス決勝
世界3位の大坂なおみ(23=日清食品)が
2年ぶり2度目の優勝を果たした。
同24位のジェニファー・ブレイディ(米国)に
6-4、6-3でストレート勝ち。4年連続4度目となる
4大大会制覇は、コロナ禍でも揺るがない強靱
(きょうじん)なメンタルからもたらされた。
22日付世界ランキングで2位に復帰。
同じハードコートで実施される東京オリンピック
(五輪)の金メダル獲得へ弾みをつけた。
センターコートに声が響く。
日の丸が揺れ、ファンの額には「必勝」のはちまきが
キリリと巻かれた。「がんばれ~、なおみ」。
その声にほほ笑むと、大坂はゆっくりとサービスの
構えに入った。マッチポイントで時速174キロのサーブ
をたたき込んだ。
優勝の瞬間、「本当にハッピーだった。
手が震えちゃった」と、ラケットを頭に乗せ、笑顔で
ぴょこんと跳び上がった。日本語で「頑張りました。
勝ったよ~」。両手の親指を立てるサムアップで
テレビ観戦する日本のファンに勝利のメッセージを送った。
センターコートの収容人員は最大1万4820人。
しかし、感染症対策で、半分の最大7477人に入場数は限られた。
実際は7381人が入り、ほぼ“満員”だった。
「本当に、見に来てくれてありがとう」。
大坂は心の底から感謝を述べ、表彰式後、観客へのサインに
延々と応えた。
風もあり、トスが乱れ、第1サーブの確率は48%。
1回戦から7試合で、決勝が最も調子が悪かった。
優勝したい、ミスしたくないとの思いからか「すごく緊張した」。
ミスにも助けられた。ただ、4回目の優勝に「5回の優勝が目標。
次が7~8回。そして10回よ」と胸を張った。
通常、全豪は1月開催。それが新型コロナの対策に時間がかかり
2月に延期された。海外からの渡航者を原則受け入れていない
オーストラリアは厳しい感染症対策で選手たちを迎えた。
1日5時間の外出は可能とはいえ、入国後、2週間の隔離は必須だった。
その2週間、毎日、PCR検査が行われた。チャーター便に乗った選手
に陽性者が出れば、同乗者は入国後、部屋から1歩も出られない
完全隔離を強いられた。有観客で始まった大会は、途中で5日間の
無観客開催も余儀なくされた。
それでも大坂の強さは揺るがなかった。部屋でNetflixや食事を堪能し
外野の雑音さえ楽しんだ。「楽しみが食事だけ。
だから少し太っちゃった」と苦笑い。表彰式では「隔離を一緒に
乗り越えてきた仲間。これはあなたたちのためのもの」と
銀のトロフィーを掲げた。コロナ禍にも負けず、自分を奮い立たせた
優勝で、大坂が真の女王に君臨する。
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