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23日のNY株式相場
02-24 ダウ:前日終値比15.66ドル高 3営業日続伸
23日のニューヨーク株式相場は
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)
議長の発言が下支え要因となる中
3営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均
は前日終値比15.66ドル高の3万1537.35ドル
で終了。ハイテク株中心のナスダック総合
指数は67.85ポイント安の1万3465.20で引けた。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度
理事会のパウエル議長が、議会で証言し
「完全な景気回復にはほど遠い」と述べて、今の
大規模な金融緩和策を当面継続する方針を示しました。
23日、議会上院の委員会に出席したパウエル議長は
景気の現状について「ことし後半に経済が正常な
状態に戻るという期待が出てきているが、景気回復
には依然としてばらつきがあり、完全な回復には
ほど遠い」と述べました。
そのうえで「雇用と物価の安定に力を入れていく」
と述べ、今の大規模な金融緩和策を当面継続する方針
を示しました。
アメリカでは消費や製造業の統計が上向きで、金融市場
には、ワクチンの接種が進むことで経済活動が正常に
向かい、FRBが去年3月から導入している大規模な金融
緩和策がことし中に縮小されるのではないかという
見方も出てきています。
パウエル議長の今回の発言は、景気の先行きは雇用の回復
を含めて依然不透明だとして、そうした見方はあたらない
との考えを示したものとみられます。
ただ一部の議員からは、暗号資産や不動産価格が上昇して
いる現状について、過度な金融緩和がバブルを招きつつ
あるのではないかという指摘も出されました。
■原油が小幅下落
需給タイト化の観測で下値堅く
23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は小幅に下落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で23日から期近となった4月物は前日比0.03ドル安の
1バレル61.67ドルで終えた。22日夜の時間外取引で
一時63ドルと1年1カ月ぶりの高値を付けた後とあって
利益確定売りが出た。
需給引き締まりを意識した買いも入り、下値は堅かった。
新型コロナウイルスのワクチン普及で人とモノの移動が
増え、エネルギー需要が増すとの見方が強まり、22日夜
に相場は目先の上値抵抗線とされる水準に達した。
だが、23日の通常取引が始まると利益確定売りが出て
じり安となった。米株式相場が下落し、同じリスク資産
とされる原油先物に売りが波及した面もあった。
ただ、下値は堅かった。テキサス州では寒波の影響で
「前週に日量300万~400万バレルと米国全体の3~4割相当
の生産が停止した」(シティグループ)との推計があり
目先は需給が引き締まるとみた買いが入った。
米エネルギー情報局(EIA)が24日発表する石油在庫統計
で原油在庫が減るとの観測も相場を支えた。
23日のニューヨーク株式相場は
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)
議長の発言が下支え要因となる中
3営業日続伸した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均
は前日終値比15.66ドル高の3万1537.35ドル
で終了。ハイテク株中心のナスダック総合
指数は67.85ポイント安の1万3465.20で引けた。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度
理事会のパウエル議長が、議会で証言し
「完全な景気回復にはほど遠い」と述べて、今の
大規模な金融緩和策を当面継続する方針を示しました。
23日、議会上院の委員会に出席したパウエル議長は
景気の現状について「ことし後半に経済が正常な
状態に戻るという期待が出てきているが、景気回復
には依然としてばらつきがあり、完全な回復には
ほど遠い」と述べました。
そのうえで「雇用と物価の安定に力を入れていく」
と述べ、今の大規模な金融緩和策を当面継続する方針
を示しました。
アメリカでは消費や製造業の統計が上向きで、金融市場
には、ワクチンの接種が進むことで経済活動が正常に
向かい、FRBが去年3月から導入している大規模な金融
緩和策がことし中に縮小されるのではないかという
見方も出てきています。
パウエル議長の今回の発言は、景気の先行きは雇用の回復
を含めて依然不透明だとして、そうした見方はあたらない
との考えを示したものとみられます。
ただ一部の議員からは、暗号資産や不動産価格が上昇して
いる現状について、過度な金融緩和がバブルを招きつつ
あるのではないかという指摘も出されました。
■原油が小幅下落
需給タイト化の観測で下値堅く
23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は小幅に下落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で23日から期近となった4月物は前日比0.03ドル安の
1バレル61.67ドルで終えた。22日夜の時間外取引で
一時63ドルと1年1カ月ぶりの高値を付けた後とあって
利益確定売りが出た。
需給引き締まりを意識した買いも入り、下値は堅かった。
新型コロナウイルスのワクチン普及で人とモノの移動が
増え、エネルギー需要が増すとの見方が強まり、22日夜
に相場は目先の上値抵抗線とされる水準に達した。
だが、23日の通常取引が始まると利益確定売りが出て
じり安となった。米株式相場が下落し、同じリスク資産
とされる原油先物に売りが波及した面もあった。
ただ、下値は堅かった。テキサス州では寒波の影響で
「前週に日量300万~400万バレルと米国全体の3~4割相当
の生産が停止した」(シティグループ)との推計があり
目先は需給が引き締まるとみた買いが入った。
米エネルギー情報局(EIA)が24日発表する石油在庫統計
で原油在庫が減るとの観測も相場を支えた。
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