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9日のNY株式相場
11-10 ダウ:前日比112.24ドル安 反落
9日のニューヨーク株式相場は
連日の史上最高値更新を受けて利益確定のための
売りが出たことで、3営業日ぶりに反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比
112.24ドル安の3万6319.98ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.82ポイント
安の1万5886.54で引けた。
米長期金利が一時前日終値より0.08%低い1.41%
まで低下し利ざや縮小懸念から金融株が売られ
たのも相場の重荷になっている。
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。
決算やFOMCなど主要なイベントを
通過して、市場は全体的にポジションの
巻き戻しの動きが見られている。
最高値更新を続けてきた株式市場も
ポジション調整の動きが出ている印象。
インフレやサプライチェーン問題、景気の
先行きなど不安は多いものの、予想外に好調
な決算やウイルス薬の前向きなニュース
旅行措置緩和などが株式市場を支えてきた。
しかし、ここに来て、その動きも一服感が
出ているようだ。
この日は10月の米生産者物価指数(PPI)
が発表になっていたが、ほぼ予想通りの内容
となったものの、伸びは前月から加速し
インフレへの懸念が示されている。
輸送の制約や原材料不足、人材不足が経済全般
での物価急騰につながったことを浮き彫りに
している。サプライチェーン問題が来年も続くと
予想される中、生産者レベルでの持続的な価格
上昇は、この先の消費者物価指数(CPI)への
影響を予兆。
薬品や自動車が下落したほか、米国債利回りの
下げが続いており、銀行や消費者金融株の
下げが目立った。
■原油が続伸
価格の高止まり観測で
9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で
期近の12月物は前日比2.22ドル(2.7%)高の1バレル
84.15ドルで取引を終えた。世界経済の回復による原油
需要の高まりを背景に、価格が高止まりするとの見方
から買いが優勢だった。
米下院が5日に可決した1兆ドル規模のインフラ投資法案
が米景気回復を後押しし、原油の需要増につながるとの
見方が強まっている。米国は8日から外国人旅行者に対し
新型コロナウイルスのワクチン接種証明の提示があれば
入国できるようにした。人の移動が増え、米経済が活性化
するとの期待も強い。
米エネルギー情報局(EIA)が9日に発表した月報で2021年
のガソリン価格見通しを引き上げた。
原油やガソリン価格が高止まりする可能性が意識されたのも
原油先物の買いを促した。
米政権はガソリン高への対応策を探っている。エネルギー長官
の「週内にも何らかの発表があるだろう」との8日の発言を受け
政府が週内にも戦略石油備蓄の放出を発表するとの見方が
広がっている。ただ、市場には石油不足の深刻さを映す出来事
と受け止められ、戦略備蓄の放出はむしろ原油の買いを促す
との予想もある。
発表や相場の反応を見極めたいとのムードも強かった。
9日のニューヨーク株式相場は
連日の史上最高値更新を受けて利益確定のための
売りが出たことで、3営業日ぶりに反落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比
112.24ドル安の3万6319.98ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.82ポイント
安の1万5886.54で引けた。
米長期金利が一時前日終値より0.08%低い1.41%
まで低下し利ざや縮小懸念から金融株が売られ
たのも相場の重荷になっている。
きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。
決算やFOMCなど主要なイベントを
通過して、市場は全体的にポジションの
巻き戻しの動きが見られている。
最高値更新を続けてきた株式市場も
ポジション調整の動きが出ている印象。
インフレやサプライチェーン問題、景気の
先行きなど不安は多いものの、予想外に好調
な決算やウイルス薬の前向きなニュース
旅行措置緩和などが株式市場を支えてきた。
しかし、ここに来て、その動きも一服感が
出ているようだ。
この日は10月の米生産者物価指数(PPI)
が発表になっていたが、ほぼ予想通りの内容
となったものの、伸びは前月から加速し
インフレへの懸念が示されている。
輸送の制約や原材料不足、人材不足が経済全般
での物価急騰につながったことを浮き彫りに
している。サプライチェーン問題が来年も続くと
予想される中、生産者レベルでの持続的な価格
上昇は、この先の消費者物価指数(CPI)への
影響を予兆。
薬品や自動車が下落したほか、米国債利回りの
下げが続いており、銀行や消費者金融株の
下げが目立った。
■原油が続伸
価格の高止まり観測で
9日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は3日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で
期近の12月物は前日比2.22ドル(2.7%)高の1バレル
84.15ドルで取引を終えた。世界経済の回復による原油
需要の高まりを背景に、価格が高止まりするとの見方
から買いが優勢だった。
米下院が5日に可決した1兆ドル規模のインフラ投資法案
が米景気回復を後押しし、原油の需要増につながるとの
見方が強まっている。米国は8日から外国人旅行者に対し
新型コロナウイルスのワクチン接種証明の提示があれば
入国できるようにした。人の移動が増え、米経済が活性化
するとの期待も強い。
米エネルギー情報局(EIA)が9日に発表した月報で2021年
のガソリン価格見通しを引き上げた。
原油やガソリン価格が高止まりする可能性が意識されたのも
原油先物の買いを促した。
米政権はガソリン高への対応策を探っている。エネルギー長官
の「週内にも何らかの発表があるだろう」との8日の発言を受け
政府が週内にも戦略石油備蓄の放出を発表するとの見方が
広がっている。ただ、市場には石油不足の深刻さを映す出来事
と受け止められ、戦略備蓄の放出はむしろ原油の買いを促す
との予想もある。
発表や相場の反応を見極めたいとのムードも強かった。
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