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7日のNY株式相場
01-08 ダウ:前日終値比4.81ドル安 続落
週末7日のニューヨーク株式相場は
米利上げ加速への警戒感がくすぶる中
売り買いが交錯し、ほぼ横ばいで取引を終えた。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比4.81ドル安の3万6231.66ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
144.96ポイント安の1万4935.90で引けた。
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏
での推移が続いているものの、ナスダックは
マイナス圏。朝方発表になった12月の米雇用
統計で非農業部門雇用者数(NFP)は予想を
大きく下回ったものの、失業率は3.9%と
完全雇用の水準まで低下したほか、平均時給は
前年比407%と予想を上回る高水準の伸びと
なった。市場では今週のFOMC議事録を受けて
FRBによる3月の利上げ開始期待が高まっている
が、きょうの米雇用統計は、その期待を裏付ける
内容だったと言える。同時に高インフレの長期化の
可能性も示唆する内容ではあった。
米雇用統計を受けて米国債利回りが上昇しており
銀行株が上昇している一方で、IT・ハイテク株は
売りが優勢となっている。
市場の一部からは、IT・ハイテク株など成長株へ
の売りもそろそろ落ち着くとの見方も出ているよう
だが、上値が重い展開が続いている。
特に新興の電気自動車(EV)などの成長企業に関して
は、将来生み出すであろう期待キャッシュフローを一定
の率で割り引き、それを元に株価が形成されている。
金利上昇はその割引率が上昇することを意味し、株価下落
に繋がっている。新興の成長企業は設備投資の資金を常に
必要としており、その財務負担も増すことにもなる。
一方、インフレや利上げと同時に景気回復期待も高まる中で
パンデミックで落ち込んだ大手の景気循環株への見直し買い
いわゆるローテーションが活発に出ている。
ファンド勢もそれらの銘柄を買い増しているようで、エクス
ポージャーが成長株との相対的な比較で、少なくとも4年ぶり
の高水準となっているとの調査も出ていた。
■原油が反落
一時1カ月半ぶり高値で利益確定売り
7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場が5営業日ぶりに反落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の2月物は前日比0.56ドル(0.7%)安の1バレル
78.90ドルで終えた。早朝の時間外取引で一時80.47ドル
と期近物として昨年11月中旬以来1カ月半ぶり高値を付け
短期的な利益確定の売りが優勢となった。
中央アジアの産油国カザフスタンで燃料高への抗議デモが
激化しており、原油供給に悪影響が及ぶとみる先物買いが
6日から7日早朝にかけて強まった。
米シェブロンは6日、同国で保有する大型油田の生産を一時的
に減らしたと発表した。理由として原油を運ぶ鉄道の運行が
妨げられているようだとロイター通信が報じた。
デモ活動の長期化が世界の需給逼迫につながるとの観測は続いた。
ただ、ニューヨーク市場の取引が始まると、相場は急速に下げた。
WTI先物は早朝に80ドルの節目を上回ったうえ、前日までの4日
続伸で終値ベースでは5.7%上げており、週末を前に利益を確定
する売りが出やすかった。朝方に米株式相場が下落した場面で
株式と同じリスク資産と見なされる原油がつれ安した面もあった。
週末7日のニューヨーク株式相場は
米利上げ加速への警戒感がくすぶる中
売り買いが交錯し、ほぼ横ばいで取引を終えた。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比4.81ドル安の3万6231.66ドルで終了。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は
144.96ポイント安の1万4935.90で引けた。
NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏
での推移が続いているものの、ナスダックは
マイナス圏。朝方発表になった12月の米雇用
統計で非農業部門雇用者数(NFP)は予想を
大きく下回ったものの、失業率は3.9%と
完全雇用の水準まで低下したほか、平均時給は
前年比407%と予想を上回る高水準の伸びと
なった。市場では今週のFOMC議事録を受けて
FRBによる3月の利上げ開始期待が高まっている
が、きょうの米雇用統計は、その期待を裏付ける
内容だったと言える。同時に高インフレの長期化の
可能性も示唆する内容ではあった。
米雇用統計を受けて米国債利回りが上昇しており
銀行株が上昇している一方で、IT・ハイテク株は
売りが優勢となっている。
市場の一部からは、IT・ハイテク株など成長株へ
の売りもそろそろ落ち着くとの見方も出ているよう
だが、上値が重い展開が続いている。
特に新興の電気自動車(EV)などの成長企業に関して
は、将来生み出すであろう期待キャッシュフローを一定
の率で割り引き、それを元に株価が形成されている。
金利上昇はその割引率が上昇することを意味し、株価下落
に繋がっている。新興の成長企業は設備投資の資金を常に
必要としており、その財務負担も増すことにもなる。
一方、インフレや利上げと同時に景気回復期待も高まる中で
パンデミックで落ち込んだ大手の景気循環株への見直し買い
いわゆるローテーションが活発に出ている。
ファンド勢もそれらの銘柄を買い増しているようで、エクス
ポージャーが成長株との相対的な比較で、少なくとも4年ぶり
の高水準となっているとの調査も出ていた。
■原油が反落
一時1カ月半ぶり高値で利益確定売り
7日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場が5営業日ぶりに反落した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の2月物は前日比0.56ドル(0.7%)安の1バレル
78.90ドルで終えた。早朝の時間外取引で一時80.47ドル
と期近物として昨年11月中旬以来1カ月半ぶり高値を付け
短期的な利益確定の売りが優勢となった。
中央アジアの産油国カザフスタンで燃料高への抗議デモが
激化しており、原油供給に悪影響が及ぶとみる先物買いが
6日から7日早朝にかけて強まった。
米シェブロンは6日、同国で保有する大型油田の生産を一時的
に減らしたと発表した。理由として原油を運ぶ鉄道の運行が
妨げられているようだとロイター通信が報じた。
デモ活動の長期化が世界の需給逼迫につながるとの観測は続いた。
ただ、ニューヨーク市場の取引が始まると、相場は急速に下げた。
WTI先物は早朝に80ドルの節目を上回ったうえ、前日までの4日
続伸で終値ベースでは5.7%上げており、週末を前に利益を確定
する売りが出やすかった。朝方に米株式相場が下落した場面で
株式と同じリスク資産と見なされる原油がつれ安した面もあった。
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