長寿の秘訣 自己啓発

01-27 インフレ抑制へ金融引き締め

アメリカの中央銀行に当たるFRB＝連邦準備制度理事会は
26日まで会合を開き「政策金利をまもなく引き上げる
ことが適切だ」として、次回3月の会合で利上げを決定
することを示唆しました。
記録的なインフレの抑制を優先して金融引き締めを急ぐ
姿勢を明確にした形です。
FRBは26日までの2日間の日程で金融政策を決める定例の
会合を開き終了後、声明を発表しました。

それによりますと、アメリカ経済について経済活動の再開
に伴って需要と供給のバランスが崩れ物価の上昇が加速して
いると指摘しました。

そのうえで政策金利について「まもなく引き上げることが
適切だ」として、次回3月の会合で利上げを決定することを
示唆しました。

FRBは新型コロナウイルスの感染拡大を受けておととし3月
緊急でゼロ金利政策を導入し、2年近くにわたって政策金利
をゼロから0.25％の幅の極めて低い水準に抑えてきました。

しかし消費者物価の上昇率がおよそ39年ぶりの高い水準となる
中、記録的なインフレの抑制を優先し金融の引き締めのペース
を急ぐ姿勢を明確にした形です。

またFRBは景気を下支えするために続けてきた量的緩和策に
ついても3月上旬に終了させるとしています。