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4日のNY株式相場ダイジェスト版
02-07 ダウ:前日終値比518.17ドル安 反落
週末4日のニューヨーク株式相場は
堅調な米雇用統計を受けて利上げへの
警戒感が高まり、続落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均
は前日終値比21.42ドル安の
3万5089.74ドルで終了。
一方、ハイテク株中心のナスダック
総合指数は219.19ポイント高の
1万4098.01で引けた。
米労働省がこの日発表した1月の雇用統計に
よると、非農業部門の就業者数は
前月比46万7000人増。前月(51万人増)から
伸びは鈍化したものの、市場予想(15万人増)
を大きく上回った。ま
た、平均時給は前年同月比5.7%増と
予想(5.2%増)を上回った。
これを受け、市場ではインフレ高進の長期化
への警戒感が広がり、米連邦準備制度理事会
(FRB)が積極的な金融引き締めを進める
との観測が台頭。株式相場は寄り付き後
軟調だったが、午後にプラス圏に浮上した。
ただ、取引終了直前に再びマイナス圏に沈んだ。
予想を上回る雇用統計を眺め、米債券市場
では長期金利の指標である10年物米国債
利回りが1.90%台に大幅上昇。
利ざや改善が見込める金融株には支援材料
となった。
市場では「今回の雇用統計はFRBによる3月の
利上げを正当化する内容で、利上げという
既定路線に変わりはない。
来週は10日に発表される1月の米消費者物価
が非常に重要で、注目度が高い」(日系証券)
との声が聞かれた。
一方、アマゾンが前日引け後に発表した
2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期
から倍増し、過去最高益を更新。同社株は
急伸し、ハイテク株を中心に買いが広がった。
原油高を受け、エネルギー関連銘柄も軒並み
堅調だった。
■原油が6日続伸
一時7年ぶり93ドル台
4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は6日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の3月物は前日比2.04ドル(2.3%)高の1バレル
92.31ドルで取引を終えた。一時は93.17ドルと
期近物として2014年9月以来の高値を付けた。
ウクライナ情勢を巡る警戒感に加え、米国の寒波の
影響による需給引き締まり観測から買いが優勢だった。
米国では寒波が南部や中西部など広域に広がり
南部テキサス州では石油生産に影響が出て供給が細ると
懸念された。暖房用燃料の需要増も見込まれている。
一方、朝方発表の1月の米雇用統計では景気動向を映す
非農業部門雇用者数と平均時給の伸びが市場予想を
上回った。堅調な米労働市場もエネルギー需要の
拡大観測を誘い、需給引き締まりを見込んだ買いが入った。
ウクライナ情勢に絡み欧州でのエネルギー需給の逼迫観測
も引き続き相場上昇につながった。石油輸出国機構(OPEC)
加盟国とロシアなど非加盟国の産油国で構成する
「OPECプラス」は今週、3月も現行の緩やかな増産ペースを
維持する方針を決めた。
市場では「目先は供給が需要に追いつかない状況が見込まれる」
(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)
との声が聞かれ、原油先物の先高観が意識された。
買い一巡後は伸び悩んだ。連日で約7年ぶりの高値を更新し
短期的な過熱感も意識されやすかった面もあった。
週末4日のニューヨーク株式相場は
堅調な米雇用統計を受けて利上げへの
警戒感が高まり、続落した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均
は前日終値比21.42ドル安の
3万5089.74ドルで終了。
一方、ハイテク株中心のナスダック
総合指数は219.19ポイント高の
1万4098.01で引けた。
米労働省がこの日発表した1月の雇用統計に
よると、非農業部門の就業者数は
前月比46万7000人増。前月(51万人増)から
伸びは鈍化したものの、市場予想(15万人増)
を大きく上回った。ま
た、平均時給は前年同月比5.7%増と
予想(5.2%増)を上回った。
これを受け、市場ではインフレ高進の長期化
への警戒感が広がり、米連邦準備制度理事会
(FRB)が積極的な金融引き締めを進める
との観測が台頭。株式相場は寄り付き後
軟調だったが、午後にプラス圏に浮上した。
ただ、取引終了直前に再びマイナス圏に沈んだ。
予想を上回る雇用統計を眺め、米債券市場
では長期金利の指標である10年物米国債
利回りが1.90%台に大幅上昇。
利ざや改善が見込める金融株には支援材料
となった。
市場では「今回の雇用統計はFRBによる3月の
利上げを正当化する内容で、利上げという
既定路線に変わりはない。
来週は10日に発表される1月の米消費者物価
が非常に重要で、注目度が高い」(日系証券)
との声が聞かれた。
一方、アマゾンが前日引け後に発表した
2021年10~12月期決算は、純利益が前年同期
から倍増し、過去最高益を更新。同社株は
急伸し、ハイテク株を中心に買いが広がった。
原油高を受け、エネルギー関連銘柄も軒並み
堅調だった。
■原油が6日続伸
一時7年ぶり93ドル台
4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)
で原油先物相場は6日続伸した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)
で期近の3月物は前日比2.04ドル(2.3%)高の1バレル
92.31ドルで取引を終えた。一時は93.17ドルと
期近物として2014年9月以来の高値を付けた。
ウクライナ情勢を巡る警戒感に加え、米国の寒波の
影響による需給引き締まり観測から買いが優勢だった。
米国では寒波が南部や中西部など広域に広がり
南部テキサス州では石油生産に影響が出て供給が細ると
懸念された。暖房用燃料の需要増も見込まれている。
一方、朝方発表の1月の米雇用統計では景気動向を映す
非農業部門雇用者数と平均時給の伸びが市場予想を
上回った。堅調な米労働市場もエネルギー需要の
拡大観測を誘い、需給引き締まりを見込んだ買いが入った。
ウクライナ情勢に絡み欧州でのエネルギー需給の逼迫観測
も引き続き相場上昇につながった。石油輸出国機構(OPEC)
加盟国とロシアなど非加盟国の産油国で構成する
「OPECプラス」は今週、3月も現行の緩やかな増産ペースを
維持する方針を決めた。
市場では「目先は供給が需要に追いつかない状況が見込まれる」
(プライス・フューチャーズ・グループのフィル・フリン氏)
との声が聞かれ、原油先物の先高観が意識された。
買い一巡後は伸び悩んだ。連日で約7年ぶりの高値を更新し
短期的な過熱感も意識されやすかった面もあった。
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