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02-19 自民 　石油元売りへの補助金拡充を
野党　トリガー条項の凍結解除を 税は25円

原油価格高騰が続く中、自民党はガソリン価格の
上昇を抑えるため1リットル当たり5円を上限と
している石油元売り会社への補助金を大幅に拡充
することなどを求める緊急提言をまとめ、萩生田
経済産業大臣に申し入れました。

ウクライナ情勢などの影響で原油価格の高騰が続く中
自民党は18日、総合エネルギー戦略調査会などの合同
会議を開き、必要な対策を盛り込んだ緊急提言を
まとめました。

このあと、調査会の会長を務める額賀元財務大臣らが
国会内で萩生田経済産業大臣と会談し、提言を申し
入れました。

提言では、ガソリン価格の上昇を抑えるため政府が先月
から実施している石油元売り会社に対する補助金について
今年度予算の予備費から必要な予算を緊急に手当てし
現在1リットル当たり5円を上限としている支援額を大幅に
拡充すべきだとしています。

一方、ガソリン税のうち1リットル当たりおよそ25円の
上乗せ分の課税を停止する、いわゆる「トリガー条項」に
ついては、政府・与党内に慎重な意見があることを踏まえ
条項を発動しなくても、それを上回る支援が可能になるような
制度の見直しを求めています。

このほか、灯油購入費の助成など自治体による独自の取り組み
を国が支援することなども求めていて、萩生田大臣は「しっかり
対応していきたい」と応じました。

立民 泉代表「『トリガー条項』の凍結解除を」
立憲民主党の泉代表は記者会見で「われわれはすでに、いわゆる
『トリガー条項』の凍結を解除するための法案を国会に提出して
おり、この法案をもとに与野党で協議し、凍結解除を実現すべきだ」
と述べました。