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ウクライナ情勢・ロシア産原油の輸入禁止措置
03-09 バイデン大統領発表 価格高騰も
アメリカのバイデン大統領は、ウクライナに軍事侵攻
を続けるロシアへの追加の経済制裁として、ロシア産
の原油などの輸入を禁止する措置をとると発表しました。
主要産業であるエネルギーの禁輸に踏み出すことで圧力
を一段と強めるねらいです。
アメリカのバイデン大統領は8日、ロシア産の原油、天然ガス
、石炭などのエネルギーの輸入を全面的に禁止する大統領令
に署名しました。
バイデン大統領は記者会見で「ロシア経済の大動脈をターゲット
にする。プーチン大統領にまた強力な打撃を与える」と述べ
ロシアの主要産業であるエネルギーの禁輸に踏み出すことで圧力
を一段と強めるねらいを強調しました。
アメリカにとって原油や石油製品の輸入に占めるロシア産の割合は
8%程度で、国内での増産やほかの国からの輸入で代替すると
みられます。
一方、バイデン大統領は「ヨーロッパの同盟国などの多くがこの措置
に加われないであろうことを理解したうえで進める」と述べ、ロシアへ
のエネルギーの依存度が高い国に一定の理解を示し、今後長期的に
依存を下げていく戦略を協力して構築するとしました。
ただ今回の禁輸をめぐっては、供給量が減ることへの懸念から原油の
先物価格の高騰を招いていて、アメリカなどはガソリン価格の上昇と
いった国民生活に跳ね返る影響を抑えながらロシアに厳しく対じする
という難しい課題に直面しています。
バイデン大統領は「今回の決定によって国内のコストの増加は避け
られないが、アメリカの家庭と企業を守るためにあらゆる手段を
講じていく」と述べました。
イギリスもロシア産原油輸入の段階的停止へ
イギリス政府は8日、ことし末までにロシア産の原油の輸入を段階的に
停止する方針を明らかにし、ロシアに対する制裁強化で協調を呼び
かけていたアメリカに歩調を合わせました。
声明でジョンソン首相は「プーチン政権に対するさらなる経済的な打撃
になる。イギリスの消費者を守りながら実現させる」などとしています。
イギリスは石油の需要全体の8%をロシアからの輸入でまかなっていて
代替先の確保などの調整ができるまでは輸入を続けるとしています。
天然ガスについても、イギリスのロシアへの依存度は4%未満と低いと
しつつさらに依存を減らす検討を進めていくとしています。
“敵対国”ベネズエラと異例の接触 なぜ
バイデン政権は敵対関係にある産油国とも接触するなどして、世界的な
価格の高騰を抑えるための模索を続けています。
ホワイトハウスのサキ報道官は7日の記者会見で「政府関係者のベネズエラ
訪問の目的はさまざまなことについて議論することだった。その中には
エネルギー安全保障も入っている」と述べ、敵対関係にある南米の産油国
ベネズエラにも接触していることを明らかにしました。
アメリカ政府は独裁を続けるマドゥーロ政権に対して反政府側を支援している
ほかベネズエラの主要な収入源である石油産業にも厳しい制裁を科し
2019年にはベネズエラの大使館を閉鎖するなど外交関係が断絶した状態が
続いています。
マドゥーロ政権との異例の接触について、複数のアメリカメディアは、バイデン
政権がベネズエラへの制裁を緩和して市場への供給を増やすことができるか
どうかなどを検討していると報じています。
ベネズエラ産の原油の供給を増やすことでエネルギー価格の高騰を緩和
したいねらいとみられます。
ベネズエラのマドゥーロ大統領は7日、国営テレビで、アメリカ政府の代表団
と首都カラカスの大統領府でおよそ2時間にわたって会談したと明らかに
しました。
マドゥーロ大統領は「互いの立場を尊重し誠意ある会談を行った。
双方が関心を持つテーマについて協議を続けることを確認した」と述べ
アメリカとの協議の継続に前向きな姿勢を示しました。
アメリカとしてはロシアと深い関係にあるベネズエラとの関係を改善する
ことでロシアに揺さぶりをかけるねらいもあるとみられます。
アメリカのバイデン大統領は、ウクライナに軍事侵攻
を続けるロシアへの追加の経済制裁として、ロシア産
の原油などの輸入を禁止する措置をとると発表しました。
主要産業であるエネルギーの禁輸に踏み出すことで圧力
を一段と強めるねらいです。
アメリカのバイデン大統領は8日、ロシア産の原油、天然ガス
、石炭などのエネルギーの輸入を全面的に禁止する大統領令
に署名しました。
バイデン大統領は記者会見で「ロシア経済の大動脈をターゲット
にする。プーチン大統領にまた強力な打撃を与える」と述べ
ロシアの主要産業であるエネルギーの禁輸に踏み出すことで圧力
を一段と強めるねらいを強調しました。
アメリカにとって原油や石油製品の輸入に占めるロシア産の割合は
8%程度で、国内での増産やほかの国からの輸入で代替すると
みられます。
一方、バイデン大統領は「ヨーロッパの同盟国などの多くがこの措置
に加われないであろうことを理解したうえで進める」と述べ、ロシアへ
のエネルギーの依存度が高い国に一定の理解を示し、今後長期的に
依存を下げていく戦略を協力して構築するとしました。
ただ今回の禁輸をめぐっては、供給量が減ることへの懸念から原油の
先物価格の高騰を招いていて、アメリカなどはガソリン価格の上昇と
いった国民生活に跳ね返る影響を抑えながらロシアに厳しく対じする
という難しい課題に直面しています。
バイデン大統領は「今回の決定によって国内のコストの増加は避け
られないが、アメリカの家庭と企業を守るためにあらゆる手段を
講じていく」と述べました。
イギリスもロシア産原油輸入の段階的停止へ
イギリス政府は8日、ことし末までにロシア産の原油の輸入を段階的に
停止する方針を明らかにし、ロシアに対する制裁強化で協調を呼び
かけていたアメリカに歩調を合わせました。
声明でジョンソン首相は「プーチン政権に対するさらなる経済的な打撃
になる。イギリスの消費者を守りながら実現させる」などとしています。
イギリスは石油の需要全体の8%をロシアからの輸入でまかなっていて
代替先の確保などの調整ができるまでは輸入を続けるとしています。
天然ガスについても、イギリスのロシアへの依存度は4%未満と低いと
しつつさらに依存を減らす検討を進めていくとしています。
“敵対国”ベネズエラと異例の接触 なぜ
バイデン政権は敵対関係にある産油国とも接触するなどして、世界的な
価格の高騰を抑えるための模索を続けています。
ホワイトハウスのサキ報道官は7日の記者会見で「政府関係者のベネズエラ
訪問の目的はさまざまなことについて議論することだった。その中には
エネルギー安全保障も入っている」と述べ、敵対関係にある南米の産油国
ベネズエラにも接触していることを明らかにしました。
アメリカ政府は独裁を続けるマドゥーロ政権に対して反政府側を支援している
ほかベネズエラの主要な収入源である石油産業にも厳しい制裁を科し
2019年にはベネズエラの大使館を閉鎖するなど外交関係が断絶した状態が
続いています。
マドゥーロ政権との異例の接触について、複数のアメリカメディアは、バイデン
政権がベネズエラへの制裁を緩和して市場への供給を増やすことができるか
どうかなどを検討していると報じています。
ベネズエラ産の原油の供給を増やすことでエネルギー価格の高騰を緩和
したいねらいとみられます。
ベネズエラのマドゥーロ大統領は7日、国営テレビで、アメリカ政府の代表団
と首都カラカスの大統領府でおよそ2時間にわたって会談したと明らかに
しました。
マドゥーロ大統領は「互いの立場を尊重し誠意ある会談を行った。
双方が関心を持つテーマについて協議を続けることを確認した」と述べ
アメリカとの協議の継続に前向きな姿勢を示しました。
アメリカとしてはロシアと深い関係にあるベネズエラとの関係を改善する
ことでロシアに揺さぶりをかけるねらいもあるとみられます。
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