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ウクライナ情勢・避難者急拡大
04-02 政府は支援決定も 必要としているものは何
岸田総理大臣の特使として林外務大臣が2日から
ポーランドを訪問します。
ウクライナから避難してきた人たちに今、何を
必要としているのか、聞きました。
ポーランドには周辺国で最も多いおよそ238万人が
ウクライナから避難しています。
南東部の都市、ジェシュフの街角では、今週新たに
地元の自治体と赤十字が運営する支援物資の配給所
が設けられました。
4月1日、雨が降る中、多くの人が訪れ、個人や企業
それに海外から寄付で集められた食料品や日用品を
受け取っていました。
幼い子ども2人を連れた母親はおむつや乳幼児向けの
食べ物を受け取り「とにかくすべてのものが必要で
継続して支援してほしいです」と話していました。
自宅からほとんど何も持ち出せなかったという15歳
の少女は「無料なのでとても助かります」と話し
歯ブラシやシャンプー、生理用品などを受け取って
いました。
一方、40歳の女性は「仕事を見つけるのが難しく
支援を受けに来ましたが、避難してきたウクライナ人は
みな就職の機会を願っています。
ほかの国の人たちに負担ばかりかけたくありません」
と話していました。
配給所の担当者によりますと、生活必需品などを継続的
に配るためには財政的な支援が必要なほか「仕事に
就きたいが求人がない」という声も多く寄せられている
ということです。
長引く避難生活を支えるため仕事を探す人も増えていて
ポーランド政府によりますと、国内ではこれまでにおよ
そ1万7000人のウクライナから避難した人たちが仕事を
得ましたが、まだ一部にとどまっているということです。
避難者の出産を支援する動きも
ウクライナから多くの人たちが国外への避難を続ける中
隣国モルドバでは避難してきた人たちの出産を支援する
動きも出ています。
南部オデーサ、ロシア語でオデッサから3月3日に隣国
モルドバに避難してきた27歳の女性、オリガさんは
3月31日の朝、3200グラムの元気な女の赤ちゃんを
出産しました。
オリガさんが出産したモルドバの首都キシニョフにある
「国立母子科学医療センター」は、ウクライナから避難
している女性の出産を支援していて、これまでに12人の
母親から双子1組を含む13人の新しい命が生まれました。
夫をウクライナに残し、4歳の息子を連れて避難してきた
オリガさんは、当初はウクライナに戻って出産しようと
考えていましたが、帰国できるめどが立たないため
モルドバで出産することを決め、この病院に3月末から
入院し帝王切開の手術を受けました。
母子ともに健康で、オリガさんは「娘が健康に育ち
平和があればそれだけで十分です」と話していました。
オリガさんはウクライナの状況が落ち着き次第、オデーサに
戻り、現地で待つ夫に赤ちゃんを見せることを心待ちに
しています。
国立母子科学医療センターの広報担当のマクシム・カザクさんは
「厳しい状況の中、異国での出産はとても大変なもので、私たち
は隣国ウクライナの女性たちを助けようとすぐに支援を決めました。
必要なかぎり無料での受け入れを続けます」と話していました。
岸田総理大臣の特使として林外務大臣が2日から
ポーランドを訪問します。
ウクライナから避難してきた人たちに今、何を
必要としているのか、聞きました。
ポーランドには周辺国で最も多いおよそ238万人が
ウクライナから避難しています。
南東部の都市、ジェシュフの街角では、今週新たに
地元の自治体と赤十字が運営する支援物資の配給所
が設けられました。
4月1日、雨が降る中、多くの人が訪れ、個人や企業
それに海外から寄付で集められた食料品や日用品を
受け取っていました。
幼い子ども2人を連れた母親はおむつや乳幼児向けの
食べ物を受け取り「とにかくすべてのものが必要で
継続して支援してほしいです」と話していました。
自宅からほとんど何も持ち出せなかったという15歳
の少女は「無料なのでとても助かります」と話し
歯ブラシやシャンプー、生理用品などを受け取って
いました。
一方、40歳の女性は「仕事を見つけるのが難しく
支援を受けに来ましたが、避難してきたウクライナ人は
みな就職の機会を願っています。
ほかの国の人たちに負担ばかりかけたくありません」
と話していました。
配給所の担当者によりますと、生活必需品などを継続的
に配るためには財政的な支援が必要なほか「仕事に
就きたいが求人がない」という声も多く寄せられている
ということです。
長引く避難生活を支えるため仕事を探す人も増えていて
ポーランド政府によりますと、国内ではこれまでにおよ
そ1万7000人のウクライナから避難した人たちが仕事を
得ましたが、まだ一部にとどまっているということです。
避難者の出産を支援する動きも
ウクライナから多くの人たちが国外への避難を続ける中
隣国モルドバでは避難してきた人たちの出産を支援する
動きも出ています。
南部オデーサ、ロシア語でオデッサから3月3日に隣国
モルドバに避難してきた27歳の女性、オリガさんは
3月31日の朝、3200グラムの元気な女の赤ちゃんを
出産しました。
オリガさんが出産したモルドバの首都キシニョフにある
「国立母子科学医療センター」は、ウクライナから避難
している女性の出産を支援していて、これまでに12人の
母親から双子1組を含む13人の新しい命が生まれました。
夫をウクライナに残し、4歳の息子を連れて避難してきた
オリガさんは、当初はウクライナに戻って出産しようと
考えていましたが、帰国できるめどが立たないため
モルドバで出産することを決め、この病院に3月末から
入院し帝王切開の手術を受けました。
母子ともに健康で、オリガさんは「娘が健康に育ち
平和があればそれだけで十分です」と話していました。
オリガさんはウクライナの状況が落ち着き次第、オデーサに
戻り、現地で待つ夫に赤ちゃんを見せることを心待ちに
しています。
国立母子科学医療センターの広報担当のマクシム・カザクさんは
「厳しい状況の中、異国での出産はとても大変なもので、私たち
は隣国ウクライナの女性たちを助けようとすぐに支援を決めました。
必要なかぎり無料での受け入れを続けます」と話していました。
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