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ヤマハレディースオープン葛城最終日観戦記
04-03 西郷真央が2週連続V 史上最速5戦で3勝
ドキドキ、ハラハラするようなゴルフで
西郷真央1打差で逃げ切る 18番OBで打ち直し
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目(2日)
◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590Y(パー72)
最終日が終了
2位に5打差をつけての単独首位から出た西郷真央(20)
=島津製作所=は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギー
の76と乱れたが、通算8アンダーで逃げ切り、2週連続優勝
を果たした。初日から首位を守る完全V。
開幕から5戦で3勝は、ツアー史上最速記録を更新した。
勝負弱かった姿は、もはや過去のこと。
昨季は2位が7度など何度挑んでも届かなかった頂点に
西郷がまた到達した。ツアー史上最速、開幕から5戦で
3勝目の超ハイペースだ。
「後味の悪い優勝で、少し苦笑いしてしまいました。
最終日はドキドキ、ハラハラするようなゴルフで。
最後の2ホールを除けば、自分らしいプレーができました」
5打リードで迎えた最終日は76と崩れた。
18番(パー5)はダブルボギーで、結局2位との差は1打
という薄氷の勝利。だが、笑顔で振り返った18番は
さらなる上を狙ってこそのミスだった。
ドライバーを手に思い切り振ったティーショットは、右の林へ
打ち込んでのOB。そこには、師匠・尾崎将司の期待に応えよう
との思いがあった。
「ジャンボさんに『ドライビングディスタンスは?』と聞かれて。
胸を張って報告したくて意識しました」。
この18番が飛距離計測ホール。
結果は251ヤードで7位だったが、3打リードの余裕もあり挑戦した。
開幕戦に続く4日間大会でのV。
20歳にして、対応力でも他選手をしのいだ。
雨の中、2番(パー4)でクラブフェースとボールの間に水が
入り、想定以上に飛距離が伸びたことを確認。
続く3番(パー5)では「ロフトを立てて当てすぎないように。
ヘッドスピードを落とすとフェースの向きがインパクトで変わって
しまうので、微調整をした」という。
「Flow do it」。西郷が大切にしている言葉だ。
「ご機嫌でやるべきことをやる」という意味。
悪天候の中でも、穏やかな表情で目の前の一打一打に臨んだ。
「優勝できたので、ご機嫌度は100%です」。
わずか5週間で3度目となる、100%のご機嫌スマイル。
この先も、何度も披露する。
▼西郷 真央(さいごう・まお)
2001(平成13)年10月8日生まれ、20歳。
千葉・船橋市出身。父・雄史さんの影響で3歳からゴルフを始める。
麗沢高入学前の17年3月にセレクションを経て
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生となる。
19年6月に「日本女子アマ」を制し、同年11月にプロテスト合格。
昨季(20-21年統合)は0勝で賞金ランキング4位(約1億7899万円)。
158センチ、57キロ。
ドキドキ、ハラハラするようなゴルフで
西郷真央1打差で逃げ切る 18番OBで打ち直し
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目(2日)
◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590Y(パー72)
最終日が終了
2位に5打差をつけての単独首位から出た西郷真央(20)
=島津製作所=は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギー
の76と乱れたが、通算8アンダーで逃げ切り、2週連続優勝
を果たした。初日から首位を守る完全V。
開幕から5戦で3勝は、ツアー史上最速記録を更新した。
勝負弱かった姿は、もはや過去のこと。
昨季は2位が7度など何度挑んでも届かなかった頂点に
西郷がまた到達した。ツアー史上最速、開幕から5戦で
3勝目の超ハイペースだ。
「後味の悪い優勝で、少し苦笑いしてしまいました。
最終日はドキドキ、ハラハラするようなゴルフで。
最後の2ホールを除けば、自分らしいプレーができました」
5打リードで迎えた最終日は76と崩れた。
18番(パー5)はダブルボギーで、結局2位との差は1打
という薄氷の勝利。だが、笑顔で振り返った18番は
さらなる上を狙ってこそのミスだった。
ドライバーを手に思い切り振ったティーショットは、右の林へ
打ち込んでのOB。そこには、師匠・尾崎将司の期待に応えよう
との思いがあった。
「ジャンボさんに『ドライビングディスタンスは?』と聞かれて。
胸を張って報告したくて意識しました」。
この18番が飛距離計測ホール。
結果は251ヤードで7位だったが、3打リードの余裕もあり挑戦した。
開幕戦に続く4日間大会でのV。
20歳にして、対応力でも他選手をしのいだ。
雨の中、2番(パー4)でクラブフェースとボールの間に水が
入り、想定以上に飛距離が伸びたことを確認。
続く3番(パー5)では「ロフトを立てて当てすぎないように。
ヘッドスピードを落とすとフェースの向きがインパクトで変わって
しまうので、微調整をした」という。
「Flow do it」。西郷が大切にしている言葉だ。
「ご機嫌でやるべきことをやる」という意味。
悪天候の中でも、穏やかな表情で目の前の一打一打に臨んだ。
「優勝できたので、ご機嫌度は100%です」。
わずか5週間で3度目となる、100%のご機嫌スマイル。
この先も、何度も披露する。
▼西郷 真央(さいごう・まお)
2001(平成13)年10月8日生まれ、20歳。
千葉・船橋市出身。父・雄史さんの影響で3歳からゴルフを始める。
麗沢高入学前の17年3月にセレクションを経て
「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生となる。
19年6月に「日本女子アマ」を制し、同年11月にプロテスト合格。
昨季(20-21年統合)は0勝で賞金ランキング4位(約1億7899万円)。
158センチ、57キロ。
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