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ウクライナ情勢・キーウ近郊 多くの市民死亡
04-04 ロシアに厳しい対応求める声強まる
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中
ロシア軍が撤退した首都キーウ近郊で多くの市民が
死亡しているのが見つかりました。
ロシア側は関与を否定していますが、ドイツのショルツ
首相が追加の制裁も示唆するなどロシアへの厳しい対応
を求める声が強まっています。
ウクライナに侵攻したロシア軍は、首都キーウ、ロシア語
でキエフの近郊まで部隊を前進させたもののウクライナ軍
の抵抗を受けて撤退を進めていて、ウクライナの国防次官は
2日、キーウ州全域を奪還したと発表しました。
ところがロシア軍が撤退したキーウ北西のブチャにロイター
通信などの記者が入ったところ、多くの市民が路上で死亡
しているのが見つかりました。
ブチャの市長はロイター通信の取材に対し「手を縛られ
頭を撃たれた人もいる」と話しています。
ウクライナのベネディクトワ検事総長は3日、キーウ近郊で
これまでに410人の市民の遺体が運び出されたとしたうえで
「ロシアによる残忍な戦争犯罪の決定的な証拠だ」と強く
非難しました。
ロシア国防省 “ウクライナや欧米側のねつ造”と反論
これに対しロシア国防省は「ウクライナ側が発表した写真や
映像は新たな挑発行為にすぎない。ロシア軍が街を支配して
いた時に市民に暴力を振るったことはなく人々は自由に行動
できていた」などと否定し、遺体の映像はウクライナや欧米側
がねつ造したものだと反論しました。
各国首脳からロシア非難の声相次ぐ
しかしイギリスのジョンソン首相が「プーチン大統領やロシア軍
が戦争犯罪を行っていることを示すさらなる証拠だ」と指摘した
ほか、フランスのマクロン大統領も「ロシア当局はこの犯罪に
対する報いを受けなければならない」とコメントするなど各国の
首脳からロシアを非難する声が相次いでいます。
さらにドイツではショルツ首相が「同盟国などとともに近くさら
なる措置を決める」と述べて追加の制裁を示唆し、ランブレヒト
国防相も「このような犯罪をうやむやにしてはならない。
EU=ヨーロッパ連合はロシアからの天然ガスの輸入停止も検討
すべきだ」と述べ、ロシアへの厳しい対応を求める声が強
まっています。
ウクライナとロシアとの停戦交渉は4日も続けられることになって
いますが、キーウ近郊での凄惨(せいさん)な状況が明らかになった
ことで交渉への影響が出る可能性もあり先行きは不透明感を
増しています。
ゼレンスキー大統領「市民が拷問受け殺害された」
ウクライナのゼレンスキー大統領は3日に公開したビデオメッセージ
で「何百人もの市民が拷問を受けて殺害された。
路上には遺体が並んでいる。そして遺体にまで地雷が設置されている」
と述べ、ロシア軍が残虐行為を行ったと強く非難しました。そのうえで
「世界ではこれまで多くの戦争犯罪が起こってきたが、これで最後に
するために全力を尽くす時だ」と訴えました。
さらに「ロシアには追加の制裁が科されるだろうが、それだけでは足り
ない」と述べて、なぜウクライナがこれだけの被害を受けたのか、その
経緯にも目を向けるよう国際社会に求めました。
岸田首相「国際法違反の行為を厳しく批判する」
岸田総理大臣は4日午前、総理大臣官邸で記者団に対し「民間人に危害を
加えるという国際法違反の行為を厳しく批判する。国際社会で非難が
高まっていることを承知しており、日本もこうした人道上問題となる行為
国際法違反の行為を厳しく批判し非難していかなければならない」と
述べました。
そのうえで「さらなる制裁については全体の状況を見ながら国際社会と
しっかり連携し、わが国としてやるべきことをしっかり行っていきたい」
と述べました。
松野官房長官「強い衝撃を受けている」
松野官房長官は午前の記者会見で「ウクライナで多くの市民が犠牲になって
いることを極めて深刻に受け止めており強い衝撃を受けている。
この民間人の殺害は国際人道法違反であり断じて許されず厳しく非難する。
わが国としても戦争犯罪が行われたと考えられることを理由にウクライナの
事態を国際刑事裁判所に付託した。
引き続き同裁判所の検察官による捜査がしっかりと行われることに期待する」
と述べました。
そのうえで「いずれにせよ今回のロシアによるウクライナに対する侵略は
明白な国際法違反であり、断じて許容できず厳しく非難する。
ロシアは責任をきちんととられるべきである」と強調しました。
さらに松野官房長官は記者団からロシアへの追加の制裁を行うか問われた
のに対し「ロシアに対する制裁措置についてはこれまでG7=主要7か国を含
む国際社会と連携し機動的に厳しい措置を講じてきたが、引き続き今後の
状況を踏まえつつ適切に対応していきたい」と述べました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中
ロシア軍が撤退した首都キーウ近郊で多くの市民が
死亡しているのが見つかりました。
ロシア側は関与を否定していますが、ドイツのショルツ
首相が追加の制裁も示唆するなどロシアへの厳しい対応
を求める声が強まっています。
ウクライナに侵攻したロシア軍は、首都キーウ、ロシア語
でキエフの近郊まで部隊を前進させたもののウクライナ軍
の抵抗を受けて撤退を進めていて、ウクライナの国防次官は
2日、キーウ州全域を奪還したと発表しました。
ところがロシア軍が撤退したキーウ北西のブチャにロイター
通信などの記者が入ったところ、多くの市民が路上で死亡
しているのが見つかりました。
ブチャの市長はロイター通信の取材に対し「手を縛られ
頭を撃たれた人もいる」と話しています。
ウクライナのベネディクトワ検事総長は3日、キーウ近郊で
これまでに410人の市民の遺体が運び出されたとしたうえで
「ロシアによる残忍な戦争犯罪の決定的な証拠だ」と強く
非難しました。
ロシア国防省 “ウクライナや欧米側のねつ造”と反論
これに対しロシア国防省は「ウクライナ側が発表した写真や
映像は新たな挑発行為にすぎない。ロシア軍が街を支配して
いた時に市民に暴力を振るったことはなく人々は自由に行動
できていた」などと否定し、遺体の映像はウクライナや欧米側
がねつ造したものだと反論しました。
各国首脳からロシア非難の声相次ぐ
しかしイギリスのジョンソン首相が「プーチン大統領やロシア軍
が戦争犯罪を行っていることを示すさらなる証拠だ」と指摘した
ほか、フランスのマクロン大統領も「ロシア当局はこの犯罪に
対する報いを受けなければならない」とコメントするなど各国の
首脳からロシアを非難する声が相次いでいます。
さらにドイツではショルツ首相が「同盟国などとともに近くさら
なる措置を決める」と述べて追加の制裁を示唆し、ランブレヒト
国防相も「このような犯罪をうやむやにしてはならない。
EU=ヨーロッパ連合はロシアからの天然ガスの輸入停止も検討
すべきだ」と述べ、ロシアへの厳しい対応を求める声が強
まっています。
ウクライナとロシアとの停戦交渉は4日も続けられることになって
いますが、キーウ近郊での凄惨(せいさん)な状況が明らかになった
ことで交渉への影響が出る可能性もあり先行きは不透明感を
増しています。
ゼレンスキー大統領「市民が拷問受け殺害された」
ウクライナのゼレンスキー大統領は3日に公開したビデオメッセージ
で「何百人もの市民が拷問を受けて殺害された。
路上には遺体が並んでいる。そして遺体にまで地雷が設置されている」
と述べ、ロシア軍が残虐行為を行ったと強く非難しました。そのうえで
「世界ではこれまで多くの戦争犯罪が起こってきたが、これで最後に
するために全力を尽くす時だ」と訴えました。
さらに「ロシアには追加の制裁が科されるだろうが、それだけでは足り
ない」と述べて、なぜウクライナがこれだけの被害を受けたのか、その
経緯にも目を向けるよう国際社会に求めました。
岸田首相「国際法違反の行為を厳しく批判する」
岸田総理大臣は4日午前、総理大臣官邸で記者団に対し「民間人に危害を
加えるという国際法違反の行為を厳しく批判する。国際社会で非難が
高まっていることを承知しており、日本もこうした人道上問題となる行為
国際法違反の行為を厳しく批判し非難していかなければならない」と
述べました。
そのうえで「さらなる制裁については全体の状況を見ながら国際社会と
しっかり連携し、わが国としてやるべきことをしっかり行っていきたい」
と述べました。
松野官房長官「強い衝撃を受けている」
松野官房長官は午前の記者会見で「ウクライナで多くの市民が犠牲になって
いることを極めて深刻に受け止めており強い衝撃を受けている。
この民間人の殺害は国際人道法違反であり断じて許されず厳しく非難する。
わが国としても戦争犯罪が行われたと考えられることを理由にウクライナの
事態を国際刑事裁判所に付託した。
引き続き同裁判所の検察官による捜査がしっかりと行われることに期待する」
と述べました。
そのうえで「いずれにせよ今回のロシアによるウクライナに対する侵略は
明白な国際法違反であり、断じて許容できず厳しく非難する。
ロシアは責任をきちんととられるべきである」と強調しました。
さらに松野官房長官は記者団からロシアへの追加の制裁を行うか問われた
のに対し「ロシアに対する制裁措置についてはこれまでG7=主要7か国を含
む国際社会と連携し機動的に厳しい措置を講じてきたが、引き続き今後の
状況を踏まえつつ適切に対応していきたい」と述べました。
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