長寿の秘訣 自己啓発

04-20 ダウ：前日終値比499.51ドル高 反発

19日のニューヨーク株式相場は
3営業日ぶりに反発した。
原油相場の下落などが好感された。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は
前日終値比499.51ドル高の3万4911.20ドル
で終了。ハイテク株中心のナスダック総合
指数は287.30ポイント高の1万3619.66で引けた。　

■原油が反落
IMFの成長見通し引き下げで

19日のニューヨーク・マーカンタイル取引所（NYMEX）
で原油先物相場は5営業日ぶりに反落した。
WTI（ウエスト・テキサス・インターミディエート）
で期近の5月物は前日比5.65ドル（5.2%）安の1バレル
102.56ドルで取引を終えた。
世界経済の減速に伴う原油需要の減少観測から売りが
優勢だった。

国際通貨基金（IMF）は19日に発表した世界経済見通しで
2022年の実質成長率を3.6%と前回1月の予測から0.8ポイント
下げた。ロシアのウクライナ侵攻が資源高を通じたインフレ
を加速させ、物価高を抑制するための各国中銀の利上げが
景気を冷やす。
世界的な景気減速による原油需要の減少懸念が強まった。

外国為替市場では主要通貨に対するドルの総合的な価値を表す
ドルインデックスが19日、20年3月以来となる一時、101台に
上昇した。ドル高が進む局面では、ドル建てで取引される原油
の割高感が意識されて売りが優勢となった。

米エネルギー情報局（EIA）が20日に発表する週間の石油在庫統計
で、前週に続き原油在庫が増加するとの観測も売り材料となった。