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新型コロナ・上海都市封鎖1カ月
04-24 中国・中国・上海で今起きていること
新型コロナウイルスの感染拡大を受け
約2500万人が住む巨大都市、中国・上海で
ロックダウン(都市封鎖)が3月28日に
始まり、1カ月近くたった4月下旬も続いています。
世界最大規模の都市を封鎖したことで、大きな
混乱が起き、食料不足から「餓死者が出た」との
情報が流れたり、大物政治家が市民に罵倒される
動画が出回ったり、大都会でなぜか物々交換が
盛んになったりと、現代の中国では考えられない
ような事態が進行しているようです。
「4月22日の新型コロナの新規感染者数は、症状の
ある人が2736人、無症状の陽性者が2万634人と
発表されています。
日本の発表方式(無症状者も含めた陽性判明者)
でいえば、約2万3000人となります。
人口2487万人、面積が群馬県ほどの上海は、中国の
中で別格といえる都市です。
中国の政治の中心は北京ですが、経済では上海が
中国トップで、教育や文化の面でも、影響力が
とても大きい都市です。海外貿易の心臓部であり
香港をしのぐ美食の中心地でもあり、映画産業も
香港から上海に中心が移っています。平均寿命も
中国全体の76歳を大きく上回る83.66歳。
2021年のGDP(速報値)は前年比8.1%増、日本円
に換算して77兆5100億円でした。
上海に戸籍を持つというだけで100万ドルの価値
があるとさえ言われています」
「水際対策」も厳しい中、なぜ上海で感染が
拡大したのでしょうか。
「多くの中国人が同じ疑問を持っています。
考えられる理由として、1つ目は上海が国際金融
センターであることです。
経済、産業、貿易の中心地であり、中国を発着
する航空機も国際線の半分以上が経由するハブ
空港であること。海外から疫病が入りやすい条件
が元々あったと考えられます。もちろん厳しい
水際対策はしていましたが、それでも防ぎきれ
なかったと思われます。
2つ目は新型コロナウイルスの変異です。
オミクロン株の感染の速さに対応しきれなかった
のでしょう。3つ目は、習近平政権が新型コロナへ
の『勝利宣言』をした後だった、ということです。
厳しい水際対策は続けていましたが、一般市民の
中では警戒心が薄れてきていて、予防意識もかなり
低くなっていたようです。警戒心が緩み、ワクチンも
積極的に打たない人が多いところで、変異株が入って
きて、流行が広がったと考えられます」
上海のロックダウンも、感染者が出ていない
一部地域では外出許可が出始めたり
一方でまた戻ったりと、先行きは不透明です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け
約2500万人が住む巨大都市、中国・上海で
ロックダウン(都市封鎖)が3月28日に
始まり、1カ月近くたった4月下旬も続いています。
世界最大規模の都市を封鎖したことで、大きな
混乱が起き、食料不足から「餓死者が出た」との
情報が流れたり、大物政治家が市民に罵倒される
動画が出回ったり、大都会でなぜか物々交換が
盛んになったりと、現代の中国では考えられない
ような事態が進行しているようです。
「4月22日の新型コロナの新規感染者数は、症状の
ある人が2736人、無症状の陽性者が2万634人と
発表されています。
日本の発表方式(無症状者も含めた陽性判明者)
でいえば、約2万3000人となります。
人口2487万人、面積が群馬県ほどの上海は、中国の
中で別格といえる都市です。
中国の政治の中心は北京ですが、経済では上海が
中国トップで、教育や文化の面でも、影響力が
とても大きい都市です。海外貿易の心臓部であり
香港をしのぐ美食の中心地でもあり、映画産業も
香港から上海に中心が移っています。平均寿命も
中国全体の76歳を大きく上回る83.66歳。
2021年のGDP(速報値)は前年比8.1%増、日本円
に換算して77兆5100億円でした。
上海に戸籍を持つというだけで100万ドルの価値
があるとさえ言われています」
「水際対策」も厳しい中、なぜ上海で感染が
拡大したのでしょうか。
「多くの中国人が同じ疑問を持っています。
考えられる理由として、1つ目は上海が国際金融
センターであることです。
経済、産業、貿易の中心地であり、中国を発着
する航空機も国際線の半分以上が経由するハブ
空港であること。海外から疫病が入りやすい条件
が元々あったと考えられます。もちろん厳しい
水際対策はしていましたが、それでも防ぎきれ
なかったと思われます。
2つ目は新型コロナウイルスの変異です。
オミクロン株の感染の速さに対応しきれなかった
のでしょう。3つ目は、習近平政権が新型コロナへ
の『勝利宣言』をした後だった、ということです。
厳しい水際対策は続けていましたが、一般市民の
中では警戒心が薄れてきていて、予防意識もかなり
低くなっていたようです。警戒心が緩み、ワクチンも
積極的に打たない人が多いところで、変異株が入って
きて、流行が広がったと考えられます」
上海のロックダウンも、感染者が出ていない
一部地域では外出許可が出始めたり
一方でまた戻ったりと、先行きは不透明です。
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