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憲法施行75年 NHK世論調査
05-03 憲法改正の必要性は コロナの影響は
ことしの5月3日で日本国憲法の施行から75年。
NHKでは憲法改正の必要性や、ウクライナへの
侵攻や長引くコロナ禍の影響と憲法への意識に
ついて、世論調査を行いました。
NHKは4月15日から3日間、全国の18歳以上を対象
にコンピューターで無作為に発生させた固定電話
と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という
方法で世論調査を行いました。
対象となったのは2978人で50.6%にあたる1508人
から回答を得ました。
憲法改正の議論への関心
憲法改正の議論に『関心がある』か聞いたところ
「非常に関心がある」は16%
「ある程度関心がある」は49%
「あまり関心がない」は27%
「まったく関心がない」は7%でした。
比較が可能な2018年以降の結果をみると
『関心がある』は減る傾向にありましたが
、今回は増加に転じました。
憲法改正の是非
いまの憲法を改正する必要があると思うかどうか聞いた
ところ、「改正する必要があると思う」が35%
「改正する必要はないと思う」が19%
「どちらともいえない」が42%でした。
去年の同じ時期に行った調査とほぼ同じ結果となりました。
男女別にみると、「必要がある」は
、男性が45%で、女性が25%でした。
また「どちらともいえない」は女性が51%と半数を占め
男性は34%でした。
「必要はない」は、男性が19%、女性が18%でした。
憲法改正「必要」の理由
憲法を「改正する必要があると思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「日本を取りまく安全保障環境の変化に
対応するため必要だから」が57%と最も多く、「国の自衛権
や自衛隊の存在を明確にすべきだから」が23%
「プライバシーの権利や環境権など、新たな権利を盛り込む
べきだから」が9%、「アメリカに押しつけられた憲法だから」
が6%でした。
憲法改正「不必要」の理由
憲法を「改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「戦争の放棄を定めた憲法9条を守りたいから」
が61%と最も多く、「すでに国民の中に定着しているから」
が16%
「基本的人権が守られているから」が15%
「アジア各国などとの国際関係を損なうから」が3%でした。
憲法9条改正の是非
憲法9条について改正する必要があると思うかどうか
聞いたところ
「改正する必要があると思う」が31%
「改正する必要はないと思う」が30%
「どちらともいえない」も34%でした。
去年の同じ時期に行った調査では「必要はない」が
「必要がある」をやや上回っていましたが
今回は、「必要がある」が増えて「必要はない」と
同程度となりました。
男女別にみると「必要がある」は
、男性が42%、女性が20%で
「どちらともいえない」は
、女性が43%で、男性が25%でした。
「必要はない」は男女ともに30%となりました。
9条改正「必要」の理由
憲法9条を「改正する必要があると思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「自衛力を持てることを憲法にはっきりと書く
べきだから」が64%と最も多く、「国連を中心とする軍事活動
にも参加できるようにすべきだから」が20%
「自衛隊も含めた軍事力を放棄することを明確にすべきだから」
が8%
「海外で武力行使ができるようにすべきだから」が4%でした。
9条改正「不必要」の理由
憲法9条を「改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「平和憲法としての最も大事な条文だから」
が70%と最も多く、「改正しなくても
憲法解釈の変更で対応できるから」が15%
「海外での武力行使の歯止めがなくなるから」が9%
「アジア各国などとの国際関係を損なうから」が4%でした。
憲法9条の評価
戦争を放棄し、戦力を持たないことを定めている憲法9条に
ついてどう評価するか聞いたところ
「非常に評価する」が23%
「ある程度評価する」が47%
「あまり評価しない」が19%
「まったく評価しない」が7%となりました。
男女別にみると、『評価する』と答えた人は
女性が76%で、男性は63%でした。
「評価しない」と答えた人は、男性が33%で
女性が17%でした。
ウクライナ侵攻で憲法意識するようになったか
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて
憲法に関して意識するようになったことはあるか
聞いたところ
「意識するようになった」と答えた人は
「戦争の放棄と戦力を持たないこと」が71%
「基本的人権の保障」が69%
「言論や表現の自由、知る権利」が71%でした。
憲法9条で定めた「戦争の放棄と戦力を持たないこと」を
「意識するようになった」と答えた人のうち、憲法9条を
「改正する必要があると思う」と答えた人は34%
憲法9条を「改正する必要はない」と答えた人は30%
「どちらとも言えない」と答えた人は33%でした。
コロナ禍で自由や権利が損なわることがあったと思うか
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、憲法で保障されて
いる国民の自由や権利が損なわれることがあったと思うか
どうか聞いたところ
「思う」(14%)と「どちらかといえば
思う」(29%)をあわせた『思う』は42%でした。
一方、「どちらかといえば、思わない」(26%)と
「思わない」(25%)をあわせた『思わない』は50%でした。
去年の同じ時期の調査と比べると
『思う』は38%から42%に増え
『思わない』は55%から50%に減りました。
自由や権利が“損なわれることがあった”理由
憲法で保障されている国民の自由や権利が損なわれることが
あったと『思う』と答えた人に理由を聞いたところ
「移動や営業の自由が制限されたから」が28%
「最低限の生活を維持できない人がいたから」が26%
「必要な医療を受けられない人がいたから」が22%
「感染者などへの差別や偏見があったから」は20%でした。
※調査結果は四捨五入しているため合計が100%にならない
ことがあります。
※複数の選択肢を合計する場合は、実数を足して%を
再計算しているため%の合計値とは一致しないことがあります。
ことしの5月3日で日本国憲法の施行から75年。
NHKでは憲法改正の必要性や、ウクライナへの
侵攻や長引くコロナ禍の影響と憲法への意識に
ついて、世論調査を行いました。
NHKは4月15日から3日間、全国の18歳以上を対象
にコンピューターで無作為に発生させた固定電話
と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という
方法で世論調査を行いました。
対象となったのは2978人で50.6%にあたる1508人
から回答を得ました。
憲法改正の議論への関心
憲法改正の議論に『関心がある』か聞いたところ
「非常に関心がある」は16%
「ある程度関心がある」は49%
「あまり関心がない」は27%
「まったく関心がない」は7%でした。
比較が可能な2018年以降の結果をみると
『関心がある』は減る傾向にありましたが
、今回は増加に転じました。
憲法改正の是非
いまの憲法を改正する必要があると思うかどうか聞いた
ところ、「改正する必要があると思う」が35%
「改正する必要はないと思う」が19%
「どちらともいえない」が42%でした。
去年の同じ時期に行った調査とほぼ同じ結果となりました。
男女別にみると、「必要がある」は
、男性が45%で、女性が25%でした。
また「どちらともいえない」は女性が51%と半数を占め
男性は34%でした。
「必要はない」は、男性が19%、女性が18%でした。
憲法改正「必要」の理由
憲法を「改正する必要があると思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「日本を取りまく安全保障環境の変化に
対応するため必要だから」が57%と最も多く、「国の自衛権
や自衛隊の存在を明確にすべきだから」が23%
「プライバシーの権利や環境権など、新たな権利を盛り込む
べきだから」が9%、「アメリカに押しつけられた憲法だから」
が6%でした。
憲法改正「不必要」の理由
憲法を「改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「戦争の放棄を定めた憲法9条を守りたいから」
が61%と最も多く、「すでに国民の中に定着しているから」
が16%
「基本的人権が守られているから」が15%
「アジア各国などとの国際関係を損なうから」が3%でした。
憲法9条改正の是非
憲法9条について改正する必要があると思うかどうか
聞いたところ
「改正する必要があると思う」が31%
「改正する必要はないと思う」が30%
「どちらともいえない」も34%でした。
去年の同じ時期に行った調査では「必要はない」が
「必要がある」をやや上回っていましたが
今回は、「必要がある」が増えて「必要はない」と
同程度となりました。
男女別にみると「必要がある」は
、男性が42%、女性が20%で
「どちらともいえない」は
、女性が43%で、男性が25%でした。
「必要はない」は男女ともに30%となりました。
9条改正「必要」の理由
憲法9条を「改正する必要があると思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「自衛力を持てることを憲法にはっきりと書く
べきだから」が64%と最も多く、「国連を中心とする軍事活動
にも参加できるようにすべきだから」が20%
「自衛隊も含めた軍事力を放棄することを明確にすべきだから」
が8%
「海外で武力行使ができるようにすべきだから」が4%でした。
9条改正「不必要」の理由
憲法9条を「改正する必要はないと思う」と答えた人に理由を
聞いたところ、「平和憲法としての最も大事な条文だから」
が70%と最も多く、「改正しなくても
憲法解釈の変更で対応できるから」が15%
「海外での武力行使の歯止めがなくなるから」が9%
「アジア各国などとの国際関係を損なうから」が4%でした。
憲法9条の評価
戦争を放棄し、戦力を持たないことを定めている憲法9条に
ついてどう評価するか聞いたところ
「非常に評価する」が23%
「ある程度評価する」が47%
「あまり評価しない」が19%
「まったく評価しない」が7%となりました。
男女別にみると、『評価する』と答えた人は
女性が76%で、男性は63%でした。
「評価しない」と答えた人は、男性が33%で
女性が17%でした。
ウクライナ侵攻で憲法意識するようになったか
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて
憲法に関して意識するようになったことはあるか
聞いたところ
「意識するようになった」と答えた人は
「戦争の放棄と戦力を持たないこと」が71%
「基本的人権の保障」が69%
「言論や表現の自由、知る権利」が71%でした。
憲法9条で定めた「戦争の放棄と戦力を持たないこと」を
「意識するようになった」と答えた人のうち、憲法9条を
「改正する必要があると思う」と答えた人は34%
憲法9条を「改正する必要はない」と答えた人は30%
「どちらとも言えない」と答えた人は33%でした。
コロナ禍で自由や権利が損なわることがあったと思うか
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、憲法で保障されて
いる国民の自由や権利が損なわれることがあったと思うか
どうか聞いたところ
「思う」(14%)と「どちらかといえば
思う」(29%)をあわせた『思う』は42%でした。
一方、「どちらかといえば、思わない」(26%)と
「思わない」(25%)をあわせた『思わない』は50%でした。
去年の同じ時期の調査と比べると
『思う』は38%から42%に増え
『思わない』は55%から50%に減りました。
自由や権利が“損なわれることがあった”理由
憲法で保障されている国民の自由や権利が損なわれることが
あったと『思う』と答えた人に理由を聞いたところ
「移動や営業の自由が制限されたから」が28%
「最低限の生活を維持できない人がいたから」が26%
「必要な医療を受けられない人がいたから」が22%
「感染者などへの差別や偏見があったから」は20%でした。
※調査結果は四捨五入しているため合計が100%にならない
ことがあります。
※複数の選択肢を合計する場合は、実数を足して%を
再計算しているため%の合計値とは一致しないことがあります。
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