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最高裁・原発事故で判決
06-18 国の責任認めず 避難者の集団訴訟で初の判断
福島第一原子力発電所の事故で各地に避難した人などが
国と東京電力に損害賠償を求めた4件の集団訴訟で
最高裁判所は「実際の津波は想定より規模が大きく、仮に
国が東京電力に必要な措置を命じていたとしても事故は
避けられなかった可能性が高い」と判断し、国に責任は
なかったとする判決を言い渡しました。
原発事故の国の責任について最高裁が統一的な判断を示す
のは初めてで、全国各地で起こされている同様の訴訟に
影響するとみられます。
判決が言い渡されたのは、原発事故のあと各地に避難した
人などが国と東京電力を訴えた集団訴訟のうち、福島、群馬
千葉、愛媛の4つの訴訟です。
東京電力の賠償責任は確定していて、2審で判断が分かれた
国の責任について最高裁判所が審理していました。
焦点は国の地震調査研究推進本部が、東日本大震災の9年前
2002年に公表した『長期評価』の信頼性で、これを踏まえ国が
巨大津波を予測できたか、東京電力に対策をとらせていれば
事故を防げたかどうかが争われました。
17日の判決で、最高裁判所第2小法廷の菅野博之裁判長は
「現実に発生した地震は長期評価に基づいて想定される地震より
はるかに規模が大きかった。津波も試算より規模が大きく
到来した方角も異なり、仮に国が東京電力に必要な措置を命じて
いたとしても大量の海水の浸入は避けられなかった可能性が高い」
と述べ、原発事故について国の責任はなかったとする判断を示しました。
4人の裁判官のうち、1人は結論に反対しました。
原発事故の国の責任について最高裁が統一的な判断を示すのは初め
てで、全国各地で起こされている同様の訴訟に影響を与えるとみられます。
福島第一原子力発電所の事故で各地に避難した人などが
国と東京電力に損害賠償を求めた4件の集団訴訟で
最高裁判所は「実際の津波は想定より規模が大きく、仮に
国が東京電力に必要な措置を命じていたとしても事故は
避けられなかった可能性が高い」と判断し、国に責任は
なかったとする判決を言い渡しました。
原発事故の国の責任について最高裁が統一的な判断を示す
のは初めてで、全国各地で起こされている同様の訴訟に
影響するとみられます。
判決が言い渡されたのは、原発事故のあと各地に避難した
人などが国と東京電力を訴えた集団訴訟のうち、福島、群馬
千葉、愛媛の4つの訴訟です。
東京電力の賠償責任は確定していて、2審で判断が分かれた
国の責任について最高裁判所が審理していました。
焦点は国の地震調査研究推進本部が、東日本大震災の9年前
2002年に公表した『長期評価』の信頼性で、これを踏まえ国が
巨大津波を予測できたか、東京電力に対策をとらせていれば
事故を防げたかどうかが争われました。
17日の判決で、最高裁判所第2小法廷の菅野博之裁判長は
「現実に発生した地震は長期評価に基づいて想定される地震より
はるかに規模が大きかった。津波も試算より規模が大きく
到来した方角も異なり、仮に国が東京電力に必要な措置を命じて
いたとしても大量の海水の浸入は避けられなかった可能性が高い」
と述べ、原発事故について国の責任はなかったとする判断を示しました。
4人の裁判官のうち、1人は結論に反対しました。
原発事故の国の責任について最高裁が統一的な判断を示すのは初め
てで、全国各地で起こされている同様の訴訟に影響を与えるとみられます。
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